今日はタイトルの件について、筆者は土日は数時間程度はゲームをしています。
最近はFPSゲームのValorant(WindowsPCゲーム)がお気に入りです。

Valorantはこれまで筆者がプレイしたことのあるFPS(PUBG)とは異なり、
プレーヤーはマッチング後に戦士キャラクター(以降はエージェント)を選択します。
その各エージェントには特徴があって、銃撃の戦闘以外に個別の能力(アビリティ)があり、
このアビリティを上手に使って有利に戦闘を進めて勝ちを目指していく5人対5人の対戦型ゲームです。
(※もちろん筆者は本業ではないので撃ち合いは強くはないですけど、立ち回りでなんとかキルしています。)

さて、そんなレベルの筆者ですが、ゲーミングキーボードでプレイしてみたらどうなったのか?

比較対象となるのはこれまでのキーボードですが、ノートPC(Lenovo ThinkPad X250)のキーボードです。

ThinkPadのキーボードのタッチ感も好きで気に入っていますが、
やはりゲーム向けに開発されたゲーミングキーボードも気になりますよね。

何よりスタイルも良いし、光るし!(そこか?!)

というわけで、今回は約1ヶ月程度ですがゲーミングキーボードを購入してプレイした感想などを書いてみます。

尚、購入したゲーミングキーボードは以下です。

エレコムのゲーミングキーボードでECTK-G01UKBKという型番のものです。

このキーボードをThinkPad X250に接続し、使用してみました。

尚、ゲーミングキーボードの機能については以下の通りとなっております、
これはThinkPadのキーボードに比べてかなり優位性がありますよね。



この中で一番注目すべきは「すべてのキーが同時入力できる全キーロールオーバー対応」でしょうか。

筆者もよく理解していなかったので、調べたらWikipediaに記載がありました。


Nキーロールオーバー

Nキーロールオーバー(n-key rollover)とは、パソコンなどのキーボードで複数のキーが同時に押された場合、その押された順序に従ってすべて認識されるというスペックのことである。2キーまで認識できるものを2キーロールオーバー、3キーまでを3キーロールオーバーといい、任意の数という意味で「Nキー」という。一部の電卓なども2キーロールオーバーである。よく使われるマトリックス方式のキースキャンの場合、複数のキーの同時押下により実際には押されていないキーが押されたように誤認識される現象を防ぐために、全キーにダイオードを必要とするなど、一般にコスト高である。

なお、シフトやコントロールなど同時押しを前提とするキーは、Nに入らないことがほとんどである。

https://ja.wikipedia.org/wiki/Nキーロールオーバー

では、これまでのキーボードはと言うと、以下

USB HID

従来(USB以前)のキーボードはもっぱら、キーが押された・キーが離された、というイベントを単純にホストに送る方式であったため「xキーロールオーバー」といえば、たいていはx個のキーの同時押しが認識される(Nキーであれば、全キーでも)、というものがほとんどであった(アプリケーション側が対応していれば)。
USBキーボードでは、USB HIDにおけるキーボードのプロトコルが、キーボードイベントのたびに「現在押されている全てのキーの情報」を送る方式であって、そのデータがキー6個までしか対応していないことから、基本的に6個以上のキーの同時押しに対応できないため(シフトやコントロールのようなモディファイヤキーを除く)、USBキーボードではNキーロールオーバーをうたっていても、同時押し対応は6個までとなる。
しかし、「キーが離された」というイベントは通常はあまり重要性がないため意識されないが、ゲームなどで「移動し続ける」というような操作をキーボードから指示する場合など、「同時押し」の状態も含め正確に認識されてほしい(すなわち、後からキーが押されたことにより、以前から押され続けているキーが勝手に離されたことになるのは困る)、という用途もある。
このため、ゲーミングPCではキーボードの接続にあえてレガシーなPS/2インタフェースを使用することがある。また、USBを使用するが特殊な方式により全キー対応をうたった製品もある[1]。USBを使用する場合、複数のキーボードとして認識させるといった方法がある。

https://ja.wikipedia.org/wiki/Nキーロールオーバー

つまり、ゲーミングキーボードを使うことで「移動」して「リロード」とか「しゃがん」だり、
「ジャンプ」したり、「アビリティ」を繰り出したり、「マップ見る」などの操作において、
キーの押された順番に動作するのではなく、同時に可能になるということなんですね。

ま、実際には1秒以下の範囲の差、数マイクロ秒レベルだと思いますけど、各操作が若干でも高速になる。
FPSでは大事な要素ですよね、これ。

というわけで、機能の差で注目すべきポイントは理解できましたでしょうか。

1ヶ月ほどゲーミングキーボードを使用してみた結果

なんと、ランクレートがあがりました。

Valorantのランクは、上記のようにあり、右が一番強いランクです。

筆者は元々はIRON(アイアン)という初心者プレイヤーでした。

アイアンの2〜3を行ったり来たりしてました。

ですが、この1ヶ月でBRONZE(ブロンズ)、SILVER(シルバー)の01まで上がることができました。

もちろん戦うのは自分だけではないので、マッチングした野良メンバーのレベルも重要になりますが、
そこはガチャ運ですね、なので、シルバー1とブロンズ3を行ったり来たりの状況です。

ここから上は猛者揃いでしょうかね、ま、筆者の実力はここまででしょう。

ランクが上がった以外としては

・ミスタイプ、タッチが減った。

ノートPCのキーボードはどうしても高さが無いので、少しの動作で誤って別のキーを押すこともありますよね。
これがほぼ無くなりましたね。もちろん勘違いを除いてですが、正確性がアップということです。

・誤ってWindowsキーを押すことが無くなった。

これも指とか腕に間違って意図せずに触れる場合があって、
そうするとモニタのウインドウの下からWindowsメニューがぴょこって出てしまうケース。
で、撃ち合いで負けるとか、これ稀にですが、ありました。

でも、このWindowsキーをゲーミングモードにすると無効化できるので、完全にこのミスは無くなりました。

・上記以外の良かった点

この筆者の購入したエレコムのゲーミングキーボードですが、「W」「A」「S」「D」など、
頻度の高いキーの滑り止めのキーキャップが付属しており、入れ替えることができます。

まぁ、オヤジになってくるとどうしても皮脂がキーボードに付着してテカりますよね、
ThinkPadキーボードだと特にそうで微妙なネットリ感が使用しているうちに出てきます。

使用して気になったらウェットティッシュで拭き拭き除菌していますが、
このテカリも若干ですが操作に影響が出ると思います。

ザラザラ感のある滑り止めのキーキャップへの交換も効果があるのではないかと考えます。

いくつかパターンで赤く光らせることもできますが、これは機能としては直結しませんし、
お好みなので省略します。

結論

というわけで、ランクもあがったし、筆者は買って良かったと思っています。

これまではゲーミングキーボードって気になってるけど、どうしようかな?
別にそんな差はないでしょ?
光るだけでしょ?

とか筆者も最初は思ってましたが、今は気にいっています。

少し欲しいな、でもどうしよう?と思って購入を迷っていた方の参考になれば幸いです。

しかし注意点もあります。

キーボード切り替え機を使っている場合、注意です。
切り替え機側ではキーの同時押しには対応してないとのことです。



※ゲーミングキーボードなどのNキーロールオーバー機能を搭載したキーボードは動作対応いたしません。

これはつまり、切り替え機側では受け取れる電極信号に上限でもあるのでしょうかね、
キーの同時入力だ情報過多となり、受け取りが厳しいのでしょうかね。

従いまして、PC複数台を使用する方でキーボード切り替え機を使っている場合には、
切り替え機を経由して接続せず、直接PC本体と接続しないといけないようです。

ゲーミングキーボードを購入検討されている方は、切り替え機を使えないという点についてご注意ください。

それでは!