Lenovo ThinkPad T480sにeGPU(TH3P4G3)を接続してRX560を動かして性能UP!!
さて、今回はThinkPad T480sをさらに性能アップさせるネタでございます。
Lenovo ThinkPad T480sにはThunderboltポートが付いています。
となれば、このThunderbolt接続を使って外部GPUを試さないわけにはいかないでしょう。
しかし、eGPUをAmazonで検索していますが、これが高い高い・・・・。
比較的安価なRazerの Core Xでも、39,800円〜とまぁ、約4万も。。。。
しかも人気なのでしょうか、現在は在庫なしで買うことすらできません。
うーん、もっとお気軽に試せるeGPUはないかなと、今度はAliexpressを探すと。
2万円で買えるではありませんか!
しかもですよ、この記事を書いている今はまた少し安くなって18,000円台です。
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これなら手が届くゾ!
とポチりました。
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接続方法
商品が無事に届きまして、早速開封して取り付けてみました。
電源ケーブルは取り外せるモジュラータイプではないので、マジックテープでまとめています。
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電源は24Pinのみ刺します。
最初は8Pの方は刺していましたが、サポートに確認したところ、
筆者環境の場合は刺さないでも良いとのことでした。
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Thunderboltケーブルは右端へ
付属のThunderBoltケーブルは右端に刺します。
最初は真ん中に刺していたのですが、認識しなかったり、点滅動作となりました。
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筆者は今回は電源はコンパクトな玄人志向のSFX電源400Wを使用しました。
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起動
ThinkPadの電源投入と連動して、eGPUも電源が入るようになります。
予めThunderboltケーブルをLenovo ThinkPad T480sと接続しておきます。
Thunderboltのソフトウェア上では以下のように認識されています。
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当初は不明なデバイスでしたが、AMD Radeonドライバをインストールすると
デバイスマネージャ上では以下のように、認識されます。
また、最初はリソースに空きがないため使用できないというメッセージが出ましたが、
再起動することで利用可能になりました。
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AMDのXConnectTechnologyにより内蔵ディスプレイでも、
アプリケーション毎に外部GPUを使うかどうかの選択できます。
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Geekbenchスコア
定番のGeekbenchで性能を見てみます。
Vulkanで19881、OpenCLで21528という結果でした。
この結果はLenovo ThinkCentre Tiny M720qのPCI-e接続でRX560を動作させた時よりも
性能が良い結果ですね、ということはThunderBoltの仕様(40Gbps)の転送速度のおかげでしょうかね?
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まとめ
今回はLenovo ThinkPad T480sで格安お手軽なThunderBolt経由でGPUを動かす方法について紹介しました。何かの参考になれば幸いです。