はい、以前ThinkCentreのM720q TinyのHackintosh化を紹介した際に、
PCIライザーアダプタが付くんではないか?
ということで以下の画像を掲載しました。


で、上記に取り付けられるのではないか?
ということでAliexpressに売っていたPCIライザーを発注する件も記載しました。


無事にライザーカードが到着!

こちらがですね、海外から無事に私の手元に到着しました。
本当に装着できるのでしょうかね。やや不安もあります。


いざ、開封!

このような形状となっております。


いざ装着!

というわけで、早速装着してみました。
左側は結構ギリギリの位置に解除レバーがあります。
よかったです、装着はできました!


固定します。

裏面からネジ止めします。
グラグラして折れては一大事ですからね。
(※尚、ネジは付属しておりませんでしたので、手持ちのネジを使いました。)


今度はライザーケーブルを装着!

次にライザーケーブルを接続していきます。
30cmのものを購入しました。


ライザーケーブルを付けて蓋を閉じます

ライザーケーブルを付けて蓋を閉じるとこのような感じです。
蓋はできれば閉じておきたいですよね。


RX560を装着してHackintoshを起動

RX560を装着してHackintoshのmacOX Catalinaを起動しました。
起動にあたってはOpencoreのConfig.plistを以下のように変更しました。

Config.plist変更箇所

DevicePropatiesを以下に変更しました。

Key*ValueType
AAPL,ig-platform-id00009B3EDATA

devce-idは削除します。

念の為、BootArgsに以下を追加しておきます。

agdpmod=pikera

Geekbench5で計測!

Hackintosh上でGeekbench5を回したところ以下のスコアとなりました。
内蔵GPUからRX560とすることで三倍の性能アップです。

MetalOpenCL
Intel UHD630(内蔵GPU)45974891
Radeon RX560(外部GPU)1758716552

これで内蔵PCI-Expressがグラボ利用可能という検証ができたので、
次はRX560ではなくてもいいので、なんとかケース内に収まるサイズのGPUを検討したいと思います。


まとめ

Lenovo ThinCentre M720qのPCIライザーカード経由でGPUが使えるかどうか検証しました。
結果としてGPUの利用が可能なことがわかりました。

次はこのサイズに収まるGPUを検討してみたいと思います。

何かの役に立てば幸いです!