昨日、購入したThinkCentreのM710q Tinyで早速Hackintoshに成功!
今回はmacOSX 10.6.5のBigSurのインストールに成功しております。

先日紹介したGithubのEFIではそのままではどちらも動かず。
まぁどちらも筆者環境とはCPUが違いますから、そうなると内蔵グラフィックス関連の
Intel HDのデバイスIDも変わりますし、動かないのは当然の結果ですよね。

そこで、新規にOpencore0.7.9でDortanaのKabyLakeの設定手順通りにコンフィグを作成。
何度か手直しをしたら 起動でインストールまで行えました。


動作結果

CPUが i5-7400TというKabyLakeモデルなのでDevice-IDは「12590000」としました。
またサウンドへの対応に必要な layout-idは「 28」で定。(※「21」、「22」でも動作を確認。)
グラフィック、サウンド、LAN、USBの全ポートが使えています。
今のところ使えていないのはマイクだけです。

またスリープに入ると復帰できないので、以下コマンドでスリープ無効化を実施で解消。

sudo pmset autopoweroff 0
sudo pmset powernap 0
sudo pmset standby 0
sudo pmset proximitywake 0
sudo pmset tcpkeepalive 0

EFI ファイルについて

以下の筆者のGithubにアップしております。
参考にしてみてください。

https://github.com/akimitwo/Hackintosh_Lenovo_ThinkCentre_M710q

尚、筆者はSMBIOSの箇所は iMac18,1で設定しました。

それでは気になるHackintosh環境でのGeekbench5 はどうでしょうか。

以下の通りになりました。

まぁLinuxのスコアよりは若干低下しますが、誤差の範囲ですかね。


Geekbench5スコア(CPU)


Geekbench5スコア(Metal)


Geekbench5スコア(OpenCL)


まとめ

今回はLenovo ThinkCentreのM710qでHackintoshインストールに成功した記事を紹介しました。
今後試そうかなと思っている方の参考になれば幸いです。