【BlissOS】SurfacePro5 をAndroid化してみた結果
さてさて、今回はAndroidネタでございます。
このサイトに訪問される方はおそらくご存知の方も多いことでしょう、
「Android-x86」というプロジェクトの存在を。
しかし、2021年6月以降は、全く更新されず。。。
AndroidOSのバージョンは8.1のままです。
しかし今更、バージョンの古いAndorid-x86を試すってのもね、
筆者の場合は古いパソコンに最新のOSをインストールしたいんですよね。。。
このサイトに訪問される方も筆者と同じように、新しいOSに興味関心が高い方が多いと思います。
BlissOSというAndroidディストリビューション
もうAndroid-x86もオワコンか。。。
そう思っていたら、実は新しいAndroid-x86のプロジェクトがありました。
その名は「BlissOS」と言います。
しかも、なんとx86だけではなく、x86_64もあるんです。
用意されたAndroidバージョンは4つ
太っ腹なことに以下の4つのバージョンが用意されています。
BlissOS11
BlissOS11はAndroid9ベース。
さらには旧CPU&GPUと、新CPU&GPUとバージョンが複数あります。
BlissOS14
BlissOS14はAndroid11ベース。
こちらも旧CPU&GPUと、新CPU&GPUとバージョンが複数あります。
AndroidIOSのバージョンとディストリビューションの番号はマッチしていないのが紛らわしいですね。
BlissoS15 Alpha
まだアルファ版ですが、こちらはAndroidOS12ベース。
Android Generic
Android11ベースのGeneric版。
ジェネリックというと薬局で安価な薬を思い出してしまいますが、
BlissoSのカスタマイズなしバージョンというところでしょうかね。
SurfacePro5で起動するか検証を実施
このところ使用頻度がめっきり低くなってしまったSurfacePro5で今回はチャレンジすることにしました。
インストールの前に今回は、まずはLiveUSBモードで動作を試すことにしました。
Live USBの作り方は、上記でisoファイルをダウンロード、
BarenaEtherなどのアプリを使ってUSBメモリに書き込む方法となります。
Live USBから起動可能なようにSurfacePro5のBIOSを設定して電源オンします。
SurfacePro5におけるBlissOSのLiveUSBの起動結果
SurfacePro5でのデバイスの認識状況としては以下のような結果となりました。
・日本語設定:設定から実施でOK
・Wifi設定:SSIDは取得できますが、PASSを入力して接続設定をしても接続不可。
・サウンド:OK
・USBポート:認識OK
・GooglePlay:インストールされていますが、ログイン不可(USB-LANでもNG)
・Bluetooth:今回は未確認
まとめ
上記の結果となり、SurfacePro5のWifiは使えず、
Hackintoshと同じようにUSBLAN経由しか対応できず。
さらに非常に残念なことに何度Googleにログインを試行してもNGでした。
GooglePlayが使えない。何かのGooglePlay関連のエンジンのバージョンが低いんですかね。
これではアプリも追加できず、Googleサービスも利用できずという状態。
上記のGooglePlay問題の解決にあたっては、インストーラをセルフビルドして、
古いツール類を新しく置き換えれば、ひょっとしたらうまくいくかもしれませんが、
そこまで頑張れるような時間は今は取れそうもないので、
今回のSurfacePro5をAndroid化する夢の計画はここで敢えなく終了ですかね。
これまでSurfacePro5はHackintosh化したり、GarudaLinux化したり、Androidに化けてみたりと、
好奇心の塊である筆者の検証で多く活躍してくれました。
しかし、そろそろ、SurfacePro5は手放そうかと思います。
今の筆者としては現在アクセスが増えているDTM関係の記事を継続的に書こうかなと思い、
SurfacePro5を売却して、DTM機材の購入資金に回そうかなと思います。
筆者は音楽系は初心者ではありますが、楽しく学んで行けたらよいですね
尚、BlissOSについては今後はまた別のLaptopマシンであるThinkPadなどでも
検証してみたいと思います。
というわけで今回はここまで!
何かの参考になれば幸いです!