M-AudioのOxygen Pro miniを購入しました!!

さてさて、このところずっとAKAI MPK mini mk3のDAWでの設定などを調べたり、
演奏の練習や作曲練習、DAWソフト検証したりしているうちに、
AKAI MPK mini mk3以外の他MIDIキーボードはどうなのかな?と興味が湧いてきてしまいました。

初心者のくせに2台も必要なのか?と自問自動しつつ、興味が抑えきれず、
ふと意識を失ったままポチっとしていたようです笑


購入の経緯

繰り返しますが、まだ筆者はDTMの初心者ではあるのですが、
ここ最近AKAI MPK mini mk3でできることを調べているうちに、
他のMIDIキーボードの機能が豊富なのでは?とか、打ち込みの音確認なら全然問題ないのですが、
やっぱりピアノ練習も若干したいというときに、鍵盤数が25では演奏には若干足りないなぁ、
と微妙に不満に感じてきておりました。

そこで各種MIDIキーボードを比較した結果、消去法で「M-AudioのOxygenPro mini」となり、
こちらを購入しました。

最後までOxygen Pro miniか、49かで悩みましたが、以下考慮した上で32のminiとしました。

考慮したポイントとしては現時点では鍵盤数49になると横幅が80cmとなります。。
でかい、さすがにそこまではまだ要らないだろう。

鍵盤は32では若干足りないかもしれない、KORGの37もいいけど、やっぱりPADもあると便利。
それにPADの見た目のライティングも派手で気に入ったし。

価格面としても、Oxygen Pro 49の2万円以上はちょっと。。。
まだ初心者なのでそこまではということで、OxygenPro mini決まりました。


今後はAKAI MPK mini との比較も絡めて発信!

当ブログには最近はAKAI MPK mini の情報を検索してきておられる方が非常に増えているので、
今回は筆者の環境ではMIDIキーボードが「AKAI MPK mini mk3」と「M-Audio OxygenPro mini」の
二機種となったことで、それぞれの機能の違いや比較などもできるかと思います。

現在購入を検討されている方にとっては参考になる情報が得られるよう
DTM初心者視点ではありますが、発信していこうと思います。


サイズ

まずは、見た目の大きな違いはサイズですよね。
AKAI MPK mini mk3、M-Audio Oxygen Pro miniを並べてみました。

まずは、上からの比較。

横幅


奥行き

横に並べて奥行きを上からの比較。

これはあまり差はありません。


高さ

真横から高さの比較が以下。

これもあまり差はないです。


背面端子


おまけ

次にM1 MacBook Pro、AKAI MPK mini mk3、M-Audio Oxygen Pro miniを並べてみました。

MacBookProは13インチのものです。

MacBookProと持ち歩くのであれば、AKAI MPK miniはほぼ同サイズです。
ポータビリティとしては、AKAIに軍配があがりますね。

まぁ、筆者の場合は完全自宅のみの趣味ですので、
Oxygen Pro miniは持ち運ぶことは考えてないですけどもね。


キーボード

それぞれのキーボードの鍵盤の幅はそれぞれ同サイズでした。
そのため鍵盤弾くのに若干狭いということはありませんね。

尚、キータッチ時のレスポンス、跳ね返るバネの感触(バネ圧)は、
AKAIのほうが重め、M-AUDIOのほうが若干軽めの印象でした。

以下の写真は上がAKAI MPK mini mk3
下がM-Audio Oxygen Pro miniとなります。


パッド

Oxygen Pro miniのPADは以下、数は8つ。BANKが使えるので、切り替えて使うことで
16個の設定をすることが可能です。これはAKAI MPK mini mk3もBANK切り替えますので同じですね。

光が派手なのが特徴で、押すと色が変わります。この辺が最大の違いですね。

AKAI MPK mini mk3の場合はPADは全て赤です。
Oxygen Pro miniでは、PADに各種の色をアサインもカスタマイズ可能です。
設定方法は後日紹介します。

AKAI MPK miniの方がPADの面積は若干広いです。
その点で叩きやすさはAKAI MPK miniの方が上ですかね。


ノブ

Oxygen Pro miniのノブ

Oxygen Pro miniのノブは以下、数は4つしかありませんが、BANKが使えるので、切り替えて使うことで
8個の設定をすることが可能です。

また中央になる位置が決まっています。
絶対値での操作になります。

AKAI MPK mini mk3のノブ

AKAI MPK mini mk3のノブが以下になります。
中央になる位置は決まっていません。
相対値での操作になりますね。
何周もぐるぐる回すこともできてしまいます。

ノブについては数は物理的には違いがあるものの、登録数は同じです。
回せる範囲が決まってるか、決まっていないか(絶対値か相対値)という点が違いますね。

このあたりはどちらが良いかは操作によって個人個人で好みが分かれるところになるかと思います。


ピッチ

Oxygenのピッチベンド

Oxygen Pro miniのピッチベンドは以下の画像のように前後に動かすことで調整します。

AKAI MPK mini mk3のピッチベンド

AKAI MPK miniの場合は以下の画像のスティック部分を前後左右に動かすことで調整できます。

できることは変わりませんが、この辺りも好みが分かれるでしょうかね。
AKAI MPKの場合は省スペース、小型に収めるためにこの形状にしたのかなとも思えます。


プリセット

プリセット、DAWのセレクトは中央上部にある以下のボタンで行います。
ボタンの操作方法が画像に記載の通り、2種類の使われ方となります。

DAWセレクトではDAW毎のCC設定が初期値としてOxygenに登録されており、それをここで選択する形となります。

プリセットは自分好みに変更したものをOxygenに登録するモードですね。

上記の設定はPC側からPreset Editorを使っての設定が可能です。

Editorの操作方についてはこれから筆者も操作してみますので、
詳細については別途記事にしたいと思います。


オクターブ

通常状態ではパネル中央部に「0」が表示されています。

以下のOCTAVEの「+」ボタン、「ー」ボタンで調整します。

そして「ー」でオクターブシフトするとパネルの情報も変わります。「−4」

もちろん「+」でオクターブシフトするとパネルの情報も変わります。「+5」

尚、上記を一気に、「0」に戻すには、オクターブの「ー」と「+」を同時押しすることでも戻れます。


ファームウェアのアップデート

液晶パネルの下のノブを押しながらUSBを差し込んで電源投入するとReady To Updateという表示となります。
ここでPCでファームウェアの実行ファイルを起動することで更新されます。


FL Studio Mobileは使えるのか?

M-Audio Oxygen Pro miniでFLStudio Mobileが使えるかどうかの検証も実施。
結果として使えました。(※iPadOS15で確認)

MIDIのデバイスメニューにはOxygen関連がいくつか表示されます。
最後が「USB MIDI」のものを選択することで使えました。


まとめ

というわけで今回はM-Audio Oxygen Pro miniを購入したのでそのご紹介でした。

今回は特にAKAI MPK mini mk3との比較で、違いについて中心に紹介しました。
ちなみに筆者はApple環境での利用となります。

また今後も使用にあたって気がついた点など紹介していきます。

初心者である筆者ではありますが、このように調査して触ってみて筆者の視点から、
この2製品を比較すると、AKAI MPK mini mk3 はミニサイズに収めた高級感のあるガジェット的な印象。
Oxygen Pro miniは高級感は若干落ちるものの、DAW制作サイドには近いような印象を持ちました。
どちらも好きな製品ではありますけどもね、両方大事に使っていければと思います。