Appleの開発言語であるSwiftをUbuntu Linuxで使ってみる。
iPadPro11/2020を購入し、少し作ってみたいアプリがあるので久しぶりにmacOSXの開発ツールであるXcodeを立ち上げたり、情報収集していたのですが、Swiftがオープンソース公開となり、Linuxでも使えることを知ったので試してみることにしました。
というわけで今回は久しぶりのプログラミング関連の記事になります。
Swiftのオープンソース版は以下からダウンロードが可能です。
https://swift.org/download/
今回は筆者のUbuntu Server19.10での環境準備として以下を実施しました。
環境準備
$ wget https://swift.org/builds/swift-5.2.1-release/ubuntu1804/swift-5.2.1-RELEASE/swift-5.2.1-RELEASE-ubuntu18.04.tar.gz
以下、解凍
$ tar xvzf swift-5.2.1-RELEASE-ubuntu18.04.tar.gz
ディレクトリを移動、リネーム
$ sudo mv swift-5.2.1-RELEASE-ubuntu18.04 /opt/
$ cd /opt
$ sudo swift-5.2.1-RELEASE-ubuntu18.04 swift
パスを通します。
$ vi .bathrc
以下を追記します
export PATH=/opt/swift/usr/bin:$PATH
今回は筆者は以下のライブラリを追加でインストールしています。
尚、Linuxの導入環境により、不足するライブラリがあると思いますので何かエラーが出たらメッセージを確認して適宜インストールしてください。
$ sudo apt install clang libicu-dev libssl-dev libcurl4-openssl-dev libtinfo5 libncurses5 libncurses5-dev libpython2.7-dev
ではトライ!
$ mkdir swift
$ cd swift
$ vi Hello.swfit
簡単ですが、Hello,Worldを表示させてみましょう!
#!/opt/swift/usr/bin/swift
print("Hello,World!!")
実行権限を付与して、実行します。
$ chmod 755 Hello.swift
$ ./Hello.swift
Hello,World!!
尚、以下のようにするとビルドできます。
$ swiftc Hello.swift
これでHelloという実行可能なバイナリが生成されます。
ということで、Swiftのスクリプトを実行することができました。
まずはLinux上でスクリプトを文法などを学習していくには十分でしょうか。