ThinkPad X270のEXP GDCでRX580を動かす
以前の投稿でThinkPad X270でEXP GDCを使った際にAMD Radeon RX580ではグラボ自体は認識するものの、
Geekbenchなどで負荷を掛けるとハングするという内容だったことを紹介した。
その際、可能性として電源が不足している可能性もあると考えたため、今回はその電源容量を
増量して検証してみたいと思います。
電源容量は元々は320Wです。
しかし、我が家には過去に自作していた際の残骸の余剰電源の400Wが転がっていました。
今回はその余剰電源に変更して検証をしてみることにしました。
すると、Geekbenchがハングアップせずに完走したではありませんか。
結果としてもそこそこ遜色ないスコアとなっております。
以下表にまとめてみました。
OSやCPUもそれぞれ違うのですが、OpenCLに関してはCPUが貧弱なはずの
ThinkPad X270の方がスコアは上ですね、これには驚きです。
RX580スコア比較 | OpenCL | Vullkan | Metal |
Lenovo ThinkPad X270 (i7-7500U) Windows10 | 41579 | 30830 | |
自作Hackiontosh機 MSI-MAG Z390(i7-9700F) | 36972 | 36379 |
まとめ
今回はThinkPad X270でEXP GDCを電源容量を320Wから400WへアップしてRX580で
動作確認したところ、Geekbenchが完走できたことを紹介しました。
何かの参考になれば幸いです。