さてさて、しばらくブログの投稿ができていなかったのですが、生きております笑

前回はThinkPad X260のHackintosh環境でEXP GDCを使って外部GPUである、
Radeon RX560との接続に成功しました。
それで今回はThinkPad X270でもトライしてみようと思い、やってました。
というわけでタイトルの件となります。


ThinkPad X270での動作結果

結果から言えば、ThinkPad X270でも無事に認識しております。
尚、Windows10Pro環境のみの検証となります。

他のOS(LinuxやHackintosh)では検証しておりませんが、 EXP GDCを使ってThinkPad X270をゲーミングPCもどきにすることができました。


RX560は動作問題なし

試しにインストールしてみた「原神」で遊んでみましたが、
RX560であればグラフィック「中」で快適に遊べました。

このところどっぷりハマってブログ更新できていなかったのは実はゲームの「原神」のせいでした(笑)

見事にハマって冒険ランク35までやり込みましたので、快適に遊べていたことは保証します。

Geekbench5でのVulkan、OpenCLのスコアは以下となります。
OpenCLに関しては前回のX260のmacOSXよりも今回測定したWindows 10の方が
大幅に性能向上しておりました。
若干低いCPUとOSでGPUの足を引っ張っているのでしょうかね。

Vulkan

OpenCL


RX580では負荷掛けるとフリーズ

RX560では問題なかったですが、その上位のグラボとなるRX580についてはどうでしょうか。
接続してみたところ、こちらもThinkPad X260の際と同様に認識しますが、Geekbenchなど
負荷を掛けるとフリーズしてしまうのが共通していました。
この負荷でフリーズしてしまう理由がわからないのですが、いずれも起こっていることから
考えられるのは電力不足かもしれません。


底パネルを加工

今回はEXP GDCでRX560がThinkPad X270で使えることがわかったので、
配線剥き出しで使うわけにもいかないので実用可能にするためにThinkPadの底のパネルを
リューターで削って加工してフタをできるようにしました。

間近に見るとこのような感じです。

筆者はThinkPadを以下のようなドッキングステーションに接続しています。

上記のような加工であればドッキングステーションとの接続もバッチリです。


ThinkPad X270の底パネルの加工箇所について

筆者はThinkPad X270の底パネルの以下の箇所をリューターで削って
NGFF経由での配線が外に引き回せるようにしました。


まとめ

今回はThinkPad X270でEXP GDCが利用可能か検証したところRX560で利用可能なことを確認しました。

振り返るとこれまでに次のThinkPadシリーズでEXP GDCが利用可能だったことを確認しています。

E130、X230、X250、 X260、X270

ThinkPad シリーズでEXP GDCを使うことを検討している方の参考になれば幸いです!