今回はBlender関連で3DCGネタです。

3DCGツールで自分の世界を作るのはなんかロマンがありますよね。

まだ筆者は素人で大したことはできませんが、ついついBlenderを触って遊んでしまいます。

クロスプラットフォームでWindowsでもLinuxでもMacOSでも使える3DCGアプリ「Blender」ですが、
このツールにはレンダリングエンジンが3種類あります。

「レンダリング」というのは3DCGのオブジェクト(物体)をレイアウト画面上に配置したものをいろんな角度から撮影することができますが、この撮影のことを「レンダリング」と言います。
オブジェクトと同じようにカメラをレイアウト上の好みの位置に配置し、そのカメラから撮影する際の、
画質が三種類選択できる、そういうことになります。

Blenderのレンダリングエンジンは3種類ある

それでは今回はBlenderのレンダリングエンジンである「Eevee」、「WorkBench」、「Cycles」の
三種類の違いについて紹介してみます。


まずはEevee

一つ目のレンダリングエンジンは「Eevee」というエンジン。

Blenderではデフォルトではこの「Eevee」の設定になっています。

筆者のこれまでのレンダリングは「Eevee」でした。

以前紹介したこちらの画像です。


次にCycles

これに対して、「Cycles」エンジンでレンダリングしたものが以下です。

透過的な描写と影の描写に違いあり

まずはマイクラの海の部分の描写を見てください。

水面下の部分もレンダリングされています。

それとブロックの影のつき方も薄めになっていて、全体的な影部分が明るくなっている印象で、
Cyclesエンジンの方が綺麗に思えますね。

Cyclesはフォトリアル感が向上するが、時間がかかる

つまり、EeveeよりもCyclesエンジンの方が描写の綺麗さ(透過・影)でリアル感が向上しており、
この2点が筆者が気がついたそれぞれのレンダリングエンジンの大きく違う点です。

ただし、CyclesエンジンはEeveeよりも多くのレンダリング時間が掛かります。
この1枚のレンダリングで筆者のマシンでは約50秒かかってました。
しかし、Eeveeでは数秒です。

そこで、使い方としては簡易的なお試し撮影をEeveeで行い、
最後にこれだ!と決めた位置でのフォトリアルなレンダリングにCyclesを使うのが良いのかなと思います。


Workbenchは?

はい、もう一つ「Workbench」というエンジンが選べましたね。

このエンジンでレンダリングしたのが以下の画像です。

レイアウト上のショットという形ですかね。

そのためEeveeとCyclesとは全く比較になりません、一応おまけとして紹介しました。

というわけで今回はBlenderのレンダリングエンジンの違いについて紹介しました。

何かの役に立てば幸いです。

それでは!