以前、zshのカスタマイズを紹介した。

自動補完機能は本当に便利であるが、ゴテゴテの装飾はちょっとという感じもありますよね。

でもデフォルト状態じゃ、やっぱり物足りないです。

そんなわけで、今回は気分転換にシンプルなカスタマイズをしてみました。

はい、こんな感じで、2行、上段にホスト名、カレントディレクトリ
下段にユーザ名、プロンプト、最後に時刻という形にしてみました。

例によって、.zshrcを編集するわけですが、以下のみです。


PROMPT='%m %F{green}[%~ ]%f
%F{magenta}%B%n%b%f %# %F{yellow}%B>>>%b%f '
RPROMPT='[%*]'

alias ls='ls -F --color=auto'

少し解説します。

PROMPT文は左端から始まり、RPROMPTは右

ルールは、カラーは 「%F」でくくって「%f」で閉じます。
同様に太字は「%B」でくくって「%b」で閉じる。

「%m」はホスト名、「%n」はユーザ名、「%~」はカレントディレクトリ、「%*」はシステム時刻 (HH:MM:SS)です。

ArchiLinuxのzsh解説サイトを参考にしました、勉強になりますね。

というわけで今回EeePCで環境構築したサーバ側のzshについては上記のようにテーマはシンプルな設定としてみました。

以前紹介した自動補完は設定変更後のサービスリスタート時のコマンドの入力などで、補完されるのは非常に便利すぎます。なので相変わらず使い続けています。

参考になれば幸いです。


ちなみに、全体としては自動補完もしていますので、上記を少しアレンジしつつ、以下としています。

# Lines configured by zsh-newuser-install
HISTFILE=~/.histfile
HISTSIZE=1000
SAVEHIST=1000
# End of lines configured by zsh-newuser-install
#
source ~/.zsh/zsh-autosuggestions/zsh-autosuggestions.zsh
PROMPT='%F{green}[%~ ]%f
%#: %F{yellow}>%B>>%b%f '
RPROMPT='< %* < %F{cyan}%n@%m%f ]'

alias ls='ls -F --color=auto'