さて、お次は筆者のお気に入りである高速なWEBサーバであるOpenLiteSpeedを
現在設定中であるThinkPad X240上のArchLinuxにインストールしていきましょう。

以前にも筆者がManjaroLinuxでのインストール手順を紹介しています。
その当時のWEBサーバは現在は予備機として稼働しており、rsyncでデータ同期をしています。

インストール方法はManjaroLinuxと同様です

インストール方法はManjaroLinuxでの手順と同様です。
以下を参照ください。



ArchLinuxにOpenLiteSpeedをインストールしたらすぐに終了する事態に

今回はArchLinuxにOpenLiteSpeedをインストールしたのですが、
OpenLiteSpeedが起動してもすぐ終了するとう事態となりました。

調査したところ、インストールスクリプト実行ログに、「hostname」コマンドがないというエラーがありました。

スクリプトにはエラーチェックが組み込まれていないのでしょうかね。
つまり、スクリプト自体はエラーがあっても続行して、終了したが、
hostnameコマンドがないため、途中で未実行となった処理があるようです

その後、インストールスクリプト自体は終了したものの、未実行処理があるために、
必要なファイルがインストールされなかったと考えました。

ArchLinuxでhostnameコマンドを使えるようにする

まずは、ArchLinuxにhostnameコマンドをインストールしていきます。

調べたところ以下のパッケージに含まれているのでインストールします。

$ sudo pacman -S inetutils

openlitespeedを再インストールする

以下コマンドで一旦OpenLiteSpeedのフォルダを削除します。

$ sudo rm -Rf /usr/local/lsws 

そして、再度インストールを実行します。

$ cd openlitespeed 
$ sudo ./install.sh

インストール実行してみます。

$ sudo /usr/local/lsws/bin/lswsctrl start

これで管理画面へのアクセスもでき、無事にArchLinux上でのOpenLiteSpeedの起動が確認できました。

OpenLiteSpeedをsystemdのサービスとして起動させる

OpenLiteSpeedをsystemdのサービスとして起動させる方法ですが、
こちらもManjaroLinuxと同様の手順で対応できました。

まとめ

というわけで、今回はArchLinuxでのOpenLiteSpeedを稼働させる手順について紹介しました。

何かの参考になれば幸いです。