最近はすっかりMIDIキーボードにハマっている筆者で、
前回はmacOSX上でiOS/iPadOS向けのFLStudioMobileが動作するのか、
MIDIキーボードが使えるのか検証しました。

このサイトはOSManiaXですので、やはりmacOSXだけではなくて、
LinuxでもMIDIキーボードでDAWができるのか?という検証をしてみたいと思います。

そんなわけで今回はWindows用のFLStudioのデモ版のアプリケーションを
ArchLinuxベースのLinuxであるGarudaLinux上のWineで動作させてみることにしました。

動作検証に使用した環境はLenovo ThinkPad(X270)のcore i7-7500Uのモデル。
RAMは16GBというスペックになります。


Wine7.0でFLStudioは動作しました

まずは、GarudaLinuxにはWineをインストールした状態ですので、
Wine導入の手順は省略します。

結果から言えば、Wine 7.0でWindows版のFLStudioは動作しました。

それではパフォーマンスはどうなのか?ということで

まずはプリセットのデモ音楽を再生してみました。

普通に再生できました。

トラック触ったり、バーチャルキーボードを選択して操作しても、
そこそこキビキビと快適に動いていました。

もちろんマシンスペックにもよりますが、WineでのFLStudioの動作は全く問題ないレベルでした。

※FLStudioの開発元のImage-Lineのフォーラムを確認したら、
公式にWineでの手順を紹介していましたので参考までリンク貼っときます。

https://forum.image-line.com/viewtopic.php?t=98933


MIDIキーボードは動くのか?

次は気になるMIDIキーボードですね、GarudaLinuxをインストール済みのThinkPadへUSBで
接続してみました。

USB接続しただけでは認識してくれませんでした。

これはWineではMIDI機器の認識が厳しいかもしれません。

今後はWineでのMIDIキーボードセッティング方法やLinuxでも使えるDAWについても、
調査してみることにします。


まとめ

今回はGarudaLinuxのWine 7.0でWindows版のFLStudioのデモ版を動かすという検証を実施。
結果として、成功はしたがMIDIキーボードについては簡単に認識はしないので継続調査が必要。

ということになりました。

参考になれば幸いです。