さて、久しぶりのelementaryOSネタです。

なんかelementaryOSを使うのは懐かしい感じです、
GarudaLinuxが現在のお気に入りではありますが、
elementaryOSも好きなんですよね、例えるなら昔の彼女みたいなモンです笑。

elementaryOSも12月中旬に6.1がリリースされていましたね。

筆者の環境ではThinkPad E130にelementaryOS6をインストールしてあったのですが、
elementaryOS6をapt updateで、新規にインストールすることなく、
6.1にアップグレードできていました。(※気がつきませんでした)

今回はそのThinkPad E130のelementaryOS6.1で
最新のWineHQをインストールする方法について紹介します。


Wineをインストールする

まずは、以下コマンドでWineをインストールしていきます。

$ sudo apt install software-properties-common

まだインストールしてなければここでインストールを実施。

アーキテクチャの確認

$ sudo dpkg --print-architecture

ここで、i386が表示されていなければ以下で追加

$ sudo dpkg --add-architecture i386

続いてリポジトリの追加

$ wget -O - https://dl.winehq.org/wine-builds/winehq.key | sudo apt-key add -
$ sudo add-apt-repository 'deb https://dl.winehq.org/wine-builds/ubuntu/ focal main'

以下コマンドでパッケージの最新ツリーを取得

$ sudo apt update

安定版(stable)のインストール

$ sudo apt install --install-recommends winehq-devel

最新版のインストール(RC版)

$ sudo apt install  winehq-devel

これで完了です。


Wineのバージョンを確認する

$ wine --version
wine.-7.0-rc3

あとは支援ツールのWinetricksなどをインストールしておきましょう。

$ sudo apt install winetricks
$ winetricks

winetrickを起動してアプリのインストールの前に日本語フォントを追加しておきましょう。

CJK、fakejapanese関連のフォントが良いです。


WindowsアプリをelementaryOS6.1にインストールする

適当に何かWindowsアプリをダウンロードしてインストールしてみましょう。

筆者はNotePad++をダウンロードしてみました。

exeファイルを右クリックして、メニューに表示される、
「WineWindowsプログラムローダ」から起動します


wineでの日本語入力

ibus-mozc経由で日本語入力も可能です。

ただ、たまに落ちますね。
そんな時は、ibus restartをコマンドラインで叩きましょう。


アプリケーションメニューに追加されています

Wine経由でのインストール後、アプリケーションメニューにも追加されています。

次回以降はここから起動できます。


まとめ

今回はelementaryOS6.1でのWineHQのインストール方法について紹介しました。
何かの参考になれば幸いです。

尚、GarudaLinuxの場合ですが、wineは最初からインストールセットに含まれています