Linux上でWindowsアプリケーションを動かすことが可能になるWineHQのインストールで少しハマったの記載しておく。

まず、AppStoreからWineインストール可能だが、これは古いバージョンであるため、もしインストールしていれば先にアンインストールしておくこと。

以下、WineHQのインストール手順です。

$ sudo dpkg --add-architecture i386
$ wget -O - https://dl.winehq.org/wine-builds/winehq.key | sudo apt-key add -
$ sudo add-apt-repository 'deb https://dl.winehq.org/wine-builds/ubuntu/ bionic main'
$ sudo apt update
$ sudo apt install --install-recommends winehq-devel

ここで以下のエラーメッセージによりインストールができません。

パッケージwinehq-develは使用できませんが、別のパッケージから参照されます。これはパッケージが欠落しているか、廃止されたか、または別のソースからのみ利用可能であることを意味します。
‘パッケージwinehq-develにはインストール候補がありません’

ここで少しハマりましたが、公式サイトから回避策のフォーラムにリンクされています。

上記のフォーラムでの回避策としては以下になります。

$ wget https://download.opensuse.org/repositories/Emulators:/Wine:/Debian/xUbuntu_18.04/Release.key
$ sudo apt-key add Release.key
$ sudo add-apt-repository 'deb https://download.opensuse.org/repositories/Emulators:/Wine:/Debian/xUbuntu_18.04/ ./'
$ sudo apt update
$ sudo apt upgrade -y
$ wine --version
wine-5.10

また上記対応はLinux min19.03でも確認できました。

尚、WineはmacOSXのサポートはMojaveまでとなります。
64bitにアプリケーションの完全移行が済んでいるCatalinaには
対応していませんので、Wine使いの方はMojaveのまま運用した方が望ましいです。