さて、Montereyのリリースもありますが、ArchLinuxについても引き続き更新です。

今回は小ネタになりますが、ネットワーク設定とsshでログインした際の日本語化について。

他のディストリビューションでは自動で日本語化してくれますが、
ArchLinuxはそうはいきません。
自分で環境を構築していく、セルフビルドなLinuxです。

ま、インフラ系のエンジニアはそれが楽しかったりするわけですけども。

ネットワーク設定について

インストールが終わってから再起動後には以下を行います。
まずは以下コマンドでNetworkManagerの有効化とサービス開始します。

# systemctl enable NetworkManager && systemctl start NetworkManager

次にネットワーク設定を行うにあたって、以下のコマンドラインツールが使えます。

「nmtui」を使います。

これはNetworkManagerのインストールをすると付属してくるツールですね。

$ sudo nmtui



ネットワーク設定が完了したら、日本語化についても実施していきましょう。

sshログイン時の日本語化について

sshでログインして、やっぱり日本語化しておきたいなと思うので、
以下を実施しました。

前回はlocale.genファイルを編集してコメントアウトしただけですが、
今回はそれを生成する感じですかね。

まずは日本語フォントを一旦インストールしておきます。

sudo pacman -S ttf-dejavu
sudo pacman -S otf-ipafont

で、以下を実行します。

sudo locale-gen
sudo localectl set-locale LANG=ja_JP.UTF-8

一旦ログアウトして、再度ログイン後、
以下コマンドを打ち込んで日本語化されていればOKです。

date、sudo pacman -Syu


% date
2021年 10月 27日 X曜日 xx:xx:xx JST

% sudo pacman -Syu                                                                                                                                              
:: パッケージデータベースの同期中...
 core は最新です
 extra は最新です
 community は最新です
:: システム全体の更新を開始...
 何も行うことがありません

尚、ノートパソコンなどでssh経由ではなく、コンソール画面の日本語化については、
kmsconを使うことで日本語表示に対応できるようです。


筆者はサーバとして使う前提なので使いませんが、必要な方は調べてみてください。

日本語化のくだりは、順番としては最初のインストール時に実施しておいても良さそうですね。

それでは今日はここまで!