ついにFireHD10(2019)のboot unlockが可能に!!
これまでもう無理かなと諦められていたFireHD10(2019)のLineageOS化ですが、
2月4日にxda-developpersにRortiz2さんによってboot unlockが可能な方法がポストされていました。
XDA-Developpersの投稿
以下は原文の機械翻訳です。
一時的なロック解除
ということで質問…。私はmaverickをtemp rootで持っています。ロック解除ができるようになったのを見たことがありません。一時的なロック解除はできるようですが、その一時的なロック解除を利用して、永久的なルート、あるいはTWRPに代わるリカバリを取得することは可能なのでしょうか?これは、少なくともシステムファイルを変更するために悪用することができますか?本当に完全なルートの答えなしで開発の希望はあまりありません…。
その質問に対する短い答えは「イエス」です。mtk-su ではブートレスルートを取得できましたが、一時的なアンロックでは /system パーティションの変更、代替リカバリイメージのインストール、その他ブートチェーンでのイメージ検証を中断するようなことが可能です。
しかし、この方法には大きな欠点があります。デバイスを再起動(または起動)するたびに、(mtkclientやkamakiriの助けを借りて)USB経由でパッチ済みのプリローダをロードするコンピュータが必要になるからです。
このアイデアはもともと2年前にxyz`がこの投稿で提案したものですが、当時はMT8183用のkamakiri(後にk4y0zによって移植されました)がなかったためか、誰もテストする気になれませんでした。
やり方は簡単ですが、何かあったときのリスクは高いかもしれません。要するに、一時的なアンロックは、修正されたブートローダ(LK)イメージ(ブートとリカバリの検証をバイパスする)をフラッシュし、次に、先に述べたツール(mtkclientまたはkamakiri)の助けを借りてパッチを当てたプリローダイメージ(この場合、LK/TEE/SCP検証をバイパス)をロードすることで構成されます。
dd + mtk-su または前述の mtkclient/kamakiri を使って変更したブートローダイメージをフラッシュできます (LK イメージをフラッシュして再起動した後、オリジナルの LK イメージを復元するか、パッチを当てたプリローダを起動しないとデバイスが起動しなくなるので注意してください)。
パッチされた LK イメージをフラッシュした後、最後のステップは修正されたプリローダを起動することです。これを行う最良の方法は、mtkclient を使うことです。
sudo python3 mtk plstage --preloader=preloader_patched.bin
このようにすると、デバイスはブートローダをアンロックしたかのように起動するはずです。
アンロックされた(ハックされたに近い)fastbootモードは利用可能ですが、アクセスするのはかなり厄介です。もしアクセスしたいのなら、ずっと前に k4y0z によって作られた小さなツールである handshake2.py を使う必要があります。このツールを使うには、mtkclient cmd を実行してパッチを当てたプリローダを起動し、すぐに FASTBOOT を第一引数としてこのツールを実行すればいいだけです。
つまり、アンロックされたfastbootにアクセスしたい場合、理想的なcmdは以下のようになります。
sudo python3 mtk plstage --preloader=preloader_patched.bin; python3 handshake2.py FASTBOOT
前回試したときに動作していたパッチを当てたイメージ(LK/PL)を2つ添付します。なお、壊れたり死んだりしたデバイスについては、私は責任を負いかねますのでご了承ください。
www.DeepL.com/Translator(無料版)で翻訳しました。
MTKClient
上記でパッチが添付されていますが、今回はmtktoolではなく、
mtkclientを使うとのことです。
こちらがmtkclientのgithubですね。
https://github.com/bkerler/mtkclient
このコマンドを使って先ほどのxda-developpersの投稿に添付されているパッチを流し込むようです。
このパッチを利用したのでしょうね。
Kamakiriのインストール方法(Linux/macOSX)
Kamakiriのインストール方法(Windows)
FireHD10(2019)向けのLineageOS18.1がリリースされる
そして早速、marverick向けのLineageOSもビルドされて、
2月28日に公開されていました。
動作OK
- Audio (Partial, see issues)
- Wi-Fi
- Bluetooth
- Camera
- Sensors
- Software Encoder/Decoder
- USB (MTP, PTP, etc)
未確認
- DRM reports L1 but untested
動作不可
- Audio output from headphone jack/usb-c port
- Hardware encoding/decoding
- Hotspot
- Deep Sleep
- SELinux (Permissive)
まとめ
と言うわけで今回はFireHD10(2019)で一時的なUnrockが可能になったのと、
LineageOSが出てますよというご案内でした。
筆者も早速試したいなと思いつつ、手持ちのFireHD10(2019)は今は子供に奪われて、
子供のオモチャとなっているので、今回はすぐには試せません。
まぁ、まだリリース後でLineageOSも不具合もあるようですし、
少し落ち着いて不具合が解消される頃には検証できればと思います。
試せる方は是非トライしてみてください!
ただし、何かあっても筆者は責任取れません。
当然ながらat own riskでお願いします。笑