今回は久しぶりのM1MacBookProネタです。

新しいM1 MacBookPro(Pro/Max)の性能は凄いですね。

でも、筆者はまだまだノーマルM1でも十分かなと思っています。
あと1年はこいつで戦いますかね笑

まぁシングル性能としてはあまり変わらないので、M2を待ちます!

マシン性能も重要ですけども、もっと大事なのはマシンをどう使うか?
自分の目的としてM1で何を為すべきか?が重要ですからね。

最高速なマシンじゃなくても目的が満たせることが重要です。

いざダウンロード!

というわけで、前置きはおいておいて、
今回はそのM1のMacBookPro上に仮想環境を構築し、
そこにMontereyを入れてみようかと思います。
まずは、OracleのVirtualBoxを以下よりダウンロードします。


https://www.virtualbox.org/


いざインストール!

そしてインストールしてみましたよ。

インストーラーが起動してインストール自体は問題なく終了しました。

で、いざVirtualBoxを起動して、仮想マシンを追加します。

仮想マシンを起動!!

それでは仮想マシンをいざ起動!!

あれ?セッションを開けませんでしたって。。。



設定を見てみると・・・

ふむふむ、どうやらシステムのアクセラレーションページで何かあるのか?と思ってみても

エラーが出てしまい、そもそもVirtualBoxの設定箇所もグレーアウトしており、
設定変更を行うことすらできません。


M1ではハードウェア仮想化エミュレーションができない

つまりM1MacBookではこれまでx64で対応していた仮想システムを起動するのに
必要なハードウェア仮想化のエミュレーションが機能が効かないようです。



というわけで残念ながら、OracleVirtualBoxはM1のCPUを搭載したマシンでは
使えないということが今更ですが判明しました。


「システムアクセラレーションページ:
システム設定ページのアクセラレーションセクションでハードウェア仮想化が有効になっていますが、
このホストシステムではサポートされておりません。仮想システムを起動するには無効にする必要があります。」

無効な設定が見つかりました。。。


VirtualBox以外の選択肢としてのUTM

OracleのVirtualBox以外でM1MacBookで利用可能な他の仮想環境としてはUTMがあります。
しかし、こちらはパフォーマンスは非常に低いのですが、使えないことはないです。

仮想環境UTMでのLinuxMintのインストールについて検証した記事はこちらです。

ベンチマークを見ていただければとは思いますが、非常にパフォーマンスは低く、
サーバ用途なら良いでしょうが、デスクトップとしての実用性はかなり低いでしょう。


結論、ParallelsDesktopを使うのが最適解

筆者はUTMも使用してみましたが、パフォーマンスは低すぎるため、
仮にM1Mac上で仮想マシンを動かしてそこそこのパフォーマンスを求める場合には、
ParallelsDesktopを使うのが現時点での「最適解」かと思います。



番外編:M1 MacBookProでMacOS9.2.1を動かす


番外編2:M1 MacBookで使うべきアプリ。解像度をあげる。

番外編3:やっぱりAMDでRyzentoshのがM1より高性能だった!?