M1 MacBookProが届きました!エンジニア&Hackintosher目線からみたM1Macについて
本日ついに筆者の手元にM1チップ搭載のMacBookProが届きました。
今回筆者がセレクトしたのはメモリ16GBでSSDが1TBのCTOモデルです。
在宅ワーク中ですが、在宅特権で仕事と並行して環境構築していました。
まず、性能やベンチマークが凄すぎるなどのネタはYoutuber系で十分煽られているネタなのでここでは省略します。
エンジニア目線で見たM1のMacBookProについて使えるのか?
語りたいと思います。
まず雑感としては、まだ待ったほうがいいんじゃない?
Macアプリ開発者ではなく、WEB系の開発者やバックエンドのエンジニアはまだ買わない方がよく、もう少し待ってもいいでしょう。
理由としては動かないアプリがあることがやはり致命的だと思います、
筆者が確認した時点では以下
・HomeBrewが動作しない(MacOSX上でUnix系のアプリを動かすアプリ)
・Javaが動かない(現状はAzulと開発中だそう。Minecraftも動作せず)
・仮想化アプリのVirtualBoxは32Bitしかサポートしていない。
上記以外に筆者が遭遇した不具合は以下
・旧式のAppleKeyboard(モデルNo:A1242のUSB有線タイプ)が認識しない。
・マウスの挙動が不安定(Sleep復帰後動かない、別のところに飛ぶ)
・TypeCアダプタ、USBハブ上のUSBタイプB経由で接続したマウスは不安定
上記不具合はありますが、WEBフロント系エンジニアや、動画編集系は恩恵を受けられるでしょう。
Hackintosher的目線から見たM1チップ搭載BigSur
diskutil listしてみました。
osmaniax@M1Mac ~ % diskutil list
/dev/disk0 (internal):
#: TYPE NAME SIZE IDENTIFIER
0: GUID_partition_scheme 1.0 TB disk0
1: Apple_APFS_ISC 524.3 MB disk0s1
2: Apple_APFS Container disk3 994.7 GB disk0s2
3: Apple_APFS_Recovery 5.4 GB disk0s3
/dev/disk3 (synthesized):
#: TYPE NAME SIZE IDENTIFIER
0: APFS Container Scheme - +994.7 GB disk3
Physical Store disk0s2
1: APFS Volume Macintosh HD 15.0 GB disk3s1
2: APFS Snapshot com.apple.os.update-... 15.0 GB disk3s1s1
3: APFS Volume Preboot 187.1 MB disk3s2
4: APFS Volume Recovery 961.7 MB disk3s3
5: APFS Volume Data 180.5 GB disk3s5
6: APFS Volume VM 2.1 GB disk3s6
Hackintosherにはお馴染みのEFI領域が存在していませんでした。
EFIに代わる領域がApple_APFS_ISCなのでしょうか
試しにdiskutil mountDiskでApple_APFS_ISCをマウントさせてみましたが、マウント後、即座に自動的にアンマウントされてしまいました。
起動に関する鍵を握る場所ですが、そんな簡単には突破できないようです。