これまでBeta版で試していましたが、今回はいよいよ正式版(10.15.1)のインストールディスクを作成しました。

【用意するもの】
・USBメモリ(16GB以上)
・macOSXの稼働するmacPC(Mojave)
・CloverEFI、各種kextファイル

上記をダウンロード後、以下コマンドでUSBメモリが作成されます。

sudo /Applications/Install\ macOS\ Catalina.app/Contents/Resources/createinstallmedia --volume /Volumes/CatalinaInstallUSB/ nointeraction --downloadassets

USBメモリを初期化する場合は?

なお、以前使用していたUSBメモリを初期化する場合は以下の方法で行います。
まずはUSBメモリをポートに差し込みます。

以下のコマンドでディスク番号を確認します。

diskutil list

※以下は筆者の環境の例です。ここで32GBのメモリで/dev/disk4であることが確認できました。

以下のコマンドでアンマウントします。

diskutil umountDisk /dev/disk[ディスク番号]

アンマウント後に以下コマンドで初期化を行います。

diskutil eraseDisk JHFS+ CatalinaInstall /dev/disk[ディスク番号]

Cloverのインストール

Cloverインストール後の設定

インストール完了後、USBメモリのEFIの中の設定ファイルの編集と、必要なKextファイル(ドライバ)の格納する必要があります。
以下コマンドにてEFI領域をマウントします。

sudo diskutil mount /dev/disk[ディスク番号]s1

マウントするとPCのデスクトップ上に以下のような「EFI」という名称のディスクイメージのアイコンが表示されます。

EFIの中身は以下のようなツリー構造になっています。

kext以下のotherに各種ドライバファイルを格納します。
以下はLenovoThinkPad X240のotherフォルダの内容になります。

config.plistについてはThinkPad各機種のCloverConfiguratorのスクショ設定を参考にしてください。

上記config.plist設定とkextファイル格納すればHackintosh起動用USBメモリの作成が完了です。