はい、というわけで、Lenovo ThinkPad E130でHackintosh Montereyのインストールに成功です。

2012年6月に発売されて、2021年の11月時点で9年落ちのボロパソコンですが、
まだ現役の最新OSが稼働するマシンってのが凄いなぁと思います。

Opencoreは0.7.5を使用しております。

ただひとつ残念なことに、今回のMontereyよりIntelHD4000のグラフィックスサポートが終了してました。
このためにインストール直後の最初の言語や時間など各種環境設定のGUIでの操作が非常に重く、ラグいです。
環境設定が終わったら、HD4000のパッチを適用することでラグい問題はクリアできます。


消滅したIntelHD4000ドライバ。。。

というわけで頑張ってOpencore0.7.5で対応できるように修正したConfig.plist。
インストールは成功したものの、環境設定GUIを操作していて非常に重い。。。

そしてメニューやドックは透過されてない。。。

これはもしやついにHD4000のドライバかサポート切れ?

悪い予感は的中。

システム→ライブラリ→エクステンション(/System/Library/Extensions)を確認すると、やっぱり。。。

そこにはAppleIntelHD5000のみ。

AppleIntelHD4000関連はごっそり消えさっていました・・・。


IntelHD4000は復活可能

旧バージョンOSのドライバが転用できないかなと考えました。

しかし、検索してみたところ、この消されたIntelHD4000のドライバをねじ込むための
パッチ製作者がいらっしゃいました。そんなわけで早速パッチを適用して、再起動しました。

https://github.com/chris1111/Patch-HD4000-Monterey

尚、このパッチはダウンロードしただけではダメです。
以下の設定変更をしてください。

  • To using this program SIP security (Fully disable) csrutil disable csrutil authenticated-root disable
  • Gatekeeper must be disable
  • OpenCore config setup: NVRAM ➤ Add ➤ boot-args ⬇︎
  • -v keepsyms=1 -lilubetaall amfi_get_out_of_my_way=1 -no_compat_check
  • csr-active-config ☞ EF0F0000
  • PlatformInfo ➤ MacBookPro12,1

再起動後はintelHD4000が復活

再起動後、グラフィックスに認識されました。

メニューやドックも透過されるようになりました。

ぼやき。。

Appleさん、旧ドライバも残しておけば使えるOSなのになぁ。。。

まぁ商売ですし、本体のサポート期間もあるでしょうから、打ち切りは仕方ないですよね。。

はい、ひとまずはE130はこれで完了ですかね。

そんなわけで、今回はThinkPadE130でMontereyがとりあえず、動きましたよという報告です。

おそらく同じ方法で他のIntelHD4000の機種(X230など)もMontereyが動作すると思います。

何かの役に立てば幸いです。

筆者はE130ではHackitnoshは使わないのでこの後、ArchLinuxあたりに入れ替えようと思います。

ではHappyHackingLifeを!