ThinkPadにインストールしたHackintoshなMojaveやCatalinaでYoutubeやiTunesで音楽や動画を再生して楽しんでいますが、ちょっと気になることがありました。

同じThinkPadにelementaryOSやUbuntuなどのLinuxをインストールした時と比較してなんだか音が小さい、ボリューム最大にしてもmaxOSXの場合は音が小さい気がすると思っていました。

そこで調査したところ、Hackintoshで音声出力に利用されるドライバであるVoodooHDA.kextの調整をすることでまだボリュームがあげられることがわかりましたので、その方法を紹介します。

EFI領域をマウントします。
CLOVER→kexts→Otherしたのが以下。
VoodooHDA.kextを選択し、右クリック、パッケージの内容を表示で中のフォルダが表示されます。
(※kextはファイルに見えるが実はディレクトリ)

Contentsというフォルダが出現しますのでさらにクリック!!

すると以下のファイル、フォルダが出現します。

上記のうちInfo.plistをテキストエディタなどで開き、以下の箇所「MixerValues」の各数値を90から120に書き換えます。
※ThinkPadx240およびx250の場合、120より上の数値にすると音声が全く出ませんでした。他は不明ですがThinkPadについては上限が120だと推測します。

修正前
修正後

ThinkPadをHackintosh化したけど、サウンドのボリュームがなんか寂しいなぁと思っていた方はお試しあれ。