Hackintosh BigSurからMontereyへアップグレードインストールしてみた結果
このところGarudaLinuxネタばかりでしたが今回は久しぶりのHackintoshネタとなります。
ターゲットマシンはThinkPad X260
はい、今回登場するマシンはLenovoのThinkPad X260です。
こちらはもうすっかり出動機会も少ないサブのサブのサブくらいになっております。
ちなみに現在のサブマシンはM1MacBookPro(BigSur)、またはThinkPadX270(Garuda)で気分により笑。
以前、BigSurをインストールしておいたThinkPad X260ですが、それほど環境も作り込んでいません。
ほぼインストールしただけ、そんな状態ですので、仮にアップグレードに失敗してもいいや、
ということで今回のアップグレードインストールの検証対象することにしました。
仮に初期化する羽目になったとしても、ダメージは少ないし、
また新規Montereyをインストールすればいいだけですしね。
インストール環境
・対象機器:Lenovo ThinkPad X260(CPU SkyLake(i7)/IntelHD520/RAM16GB)
・対象OS:macOSX BigSur(11.6)
・ブートローダ:Opencore0.7.4
尚、現在のOpencoreは最新は0.7.5ですね、筆者はまだコンフィグを移行できてないので試せていない為に、
今回は0.7.4で実施しました。
BigSurでインストーラを実行
BigSurを実行中の状態で、Monteryのインストールディスクを実行しました。
ターゲットドライブは既存のSSDとしました。
画像では残り時間は2分となっていますが、最初は58分と表示されており、
徐々に28分となり、減っていきましたが、実質30分程度だったと思います。
再起動へ
上記のあと2分からが少し長かった。
3〜4分経過して、再起動の画面が出ました。
バックグラウンドでのデータコピーが終わり、ここからが本格的なインストールということでしょうか。
そのまますんなりとインストールは進めばいいのですが・・・。
いざ再起動して
Opencoreのブートメニューに新たに「Machintosh HD」が出現しました。
自動で選択され、そのまま実行に移ります。
アップルロゴのプログレスバーがしばらく表示され、待つこと10分程度。
次の再起動では、OpencoreメニューからMachkintosh HDは消え、
Hackintosh SSDになっていました。
その後、1回再起動で完了となりました。
アップグレードインストール完了!
ログイン画面が表示され、背景の壁紙がMonteryに切り替わっておりました。
普通にこれまでのID/PASSでログインできました。
ゴミ箱の中や、デスクトップ上のファイルもそのままの状態でした。
こんなに簡単にアップグレードインストールできると思ってなかったので
なんだか拍子抜けですが、成功です。
尚、WifiのKextであるAirPortItlwmはMonterey版へ差し替えが必要ですが、
これ以外は問題ありませんでした。
https://github.com/OpenIntelWireless/itlwm/releases/tag/v2.0.0
まとめ
というわけで、今回は実機としてはThinkPad X260を使いましたが、
BigSurからMontereyへのアップグレードはあっさりと問題なく終わることを確認しました。
ただし、筆者環境では問題ありませんでしたが、これから行うかたは
何があるかわかりませんので、念のため、大事なファイルはバックアップしてから
アップグレードの実行をすることをお勧めします。
それでは今回はここまで!