HackintoshでIntel内蔵Wifiを使うならAirportItlwm.kextが最強!
タイトルの件、以前に本ブログにてitlwmを紹介しましたが、後継VerのAirportItlwm.kextがリリースされていました。
これを試してみたら最強だったので、改めてご紹介します。
何が最強かと言いますと、MacOS純正のWifi接続アプリケーションとして動作する点です。
今までは以下。
・接続アプリとして独自の「Heliport」というアプリ経由で接続
・Heliportは自動起動しないので、自動起動のLaunchAgent経由で実行
Appleの標準機能と同様に動作しますので、これが不要になります。
Heliportは以下のような画面です。
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これが普通に以下のように標準機能のWifiとして扱われます。
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導入方法
ItlwmをKextUpdater経由でダウンロードします。
デスクトップ上にKext-Updatesフォルダが作成され、Itlwmのフォルダが追加されます。

BigSurとCatalinaそれぞれのフォルダにAirportItlwm.kextが格納されています。
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これをEFIのKextsフォルダに格納します。
(※Opencoreの場合はConfig.plistもAirportItlwm.kextへ修正します。)
注意!itwlm.kextと同梱すると起動しません、上記を実施後、古いitlwmは削除するのを忘れないようにしてください。
そして再起動し、Wifiの接続設定を実施します。
初回実施すれば次回から自動接続されます。
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はい、Heliportはゴミ箱へポイ!
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以前書いた以下の記事はもう古い情報になってしまいますね。