3DCG素人がBlenderでテキストアニメーションを制作してみた。
はい、今回も3DCGのネタです。
タイトルの件、クロスプラットフォームで利用可能なBlenderを使って、
シンプルなテキストアニメーションを制作してみました。
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ちょっとしたテキストアニメーションって、
Youtubeチャンネルなどでオープニングや間に挟む数秒のムービーとして、
使っているのはよく見かけますよね。
今回Blenderを使っていろいろ検証していましたが、
数秒のショートムービーもBlenderを使って制作するのはアリだなと思いました。
今回はその方法を紹介していきます。
まずはテキストオブジェクトの作成となりますが、その方法については
前回投稿した記事で紹介していますので、テキストオブジェクトを作成したところから開始します。
今回のテキストアニメーションは「OSManiaX」のロゴを「OS」、「Mania」、「X」の3つに分割して、
それぞれが動作するようなものにしてみました。
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テキストオブジェクトを作成し、3つに分割する
というわけでまずはテキストオブジェクトを作成します。
右のツリーに「a Mania」、「a OS」、「a X」と表示されているようにテキストオブジェクトを3つ用意します。
それぞれの色も好みに応じて変更します。
(※色の変更方法については前回の記事でShadingで紹介しているのでここでは割愛します。)
動画のフレーム数(コマ数)を決めます。
デフォルトでは下の枠にある数値が「250」となっていますが、
動作確認をちょこちょこしながらだと長いので、
ここでは一旦「60」にして足りないようなら増やしていきます。
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今回は「OS」は右から左にスライドさせ、「X」は上から回転して降りてくるようなものにします。
そこで初期の位置に「X」のテキストオブジェクトを移動しておきます。
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キーフレームを挿入する
「X」のテキストオブジェクトを移動した後、
「X」のオブジェクトの上で右クリックするとメニューが表示されます。
ここでは「キーフレームを挿入」を選択します。
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次にキーフレームの「位置」を選択します。

これで初期の「X」の位置が確定されました。
次に「X」の最終的な戻り位置へ「X」のテキストオブジェクトを移動して、
またここでキーフレームを挿入します。
これを「OS」でも同様に行い、筆者は回転なども加えて試行錯誤した結果、
フレーム数は150としました。
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最終的に完成したテキストアニメーションは約6秒となりました。
動画はこちらです。(※音が出ます)
Blenerを使ってテキストアニメーションを制作するポイントはキーフレームの扱いですね。
これが理解できれば意外と簡単にできるようになると思います。
まずはショートムービーから制作、完成イメージをあれこれ妄想しながらは楽しいですよね。
何かの参考になれば幸いです。
それでは!