さてさて、今回は音楽ストリーミングサービスの「Spotify」をPythonで賢く?使う
裏技について紹介します。

あっ、裏技という時点で賢くではなく、ズル賢くかもしれませんが笑

Spotifyには有料プランもありますが、筆者は「無料プラン」のままです。

なので今回紹介する方法は無料プランでも使えますのでご安心ください。

Spotifyは無料プランだと1ヶ月の再生時間制限があったり、広告の音声が流れたりしますが、
これから紹介する方法で曲をダウンロードしてローカルの環境で再生することで、
広告スキップや時間制限を受けずにストリーミングが楽しめますね。

非常に簡単な方法でお金をかけずにSpotifyの音楽をダウンロードして、
iTunesのアルバムに追加して再生して、お得な音楽ライフを楽しみましょう。

これから消化する方法は慣れた方なら3分間もあれば準備できます、
Spotifyで音楽を聴くのが好きな方はチャレンジしてみてください。


事前準備

用意するものはpython。

ということはpythonが使えるなら環境としてはクロスプラットフォームで対応可能です。
つまり、Linux、macOSX、Windowsの環境で動きますね。
Androidタブレットでもtermuxを使えば動きます。

pythonのpipモジュールで spotifyDownloaderである「spotDL」を使います。

それでは以下のコマンドで「spotdl」をインストールしていきましょう。

$ python -m pip install spotdl

尚、上記とは別途でffmpegも必要ですので、これは各環境に応じて追加でインストールしてください。

ちなみにArchLinuxの場合は、以下コマンドでインストールできます。

$ sudo pacman -S ffmpeg 

macOSXの場合はHomebrewでのインストールになります。

$ brew  install ffmpeg

ダウンロードしたい曲のURLを取得する

次にダウンロードしたい曲のURLを取得します。

以下は例としてBlackPinkのアルバムページです。

ここで、以下のように、「・・・」を押して、
メニューから「シェアする」を選択し、
「アルバムリンクのコピー」を選択します。

(尚、筆者環境ではプレイリストのリンクでもダウンロードできました。)


いざ、曲をダウンロードする

次に、ターミナルを開き、コマンドライン上で、以下のようにします。

spotdl と打ち込んで、URLを貼り付けます。

$ spotdl [URL]

尚、URLのクエスチョンマーク「?」以降の部分からの「si=xxxxxxxxxxx 」は除外してエンターを押します。「?」も除外して問題ありません。

すると以下画像のようにファイルのダウンロードが開始されます。

ちなみに、URLをよく見ると、YoutubeのURLになっているのがわかるかと思います。

Spotofyのサービスは実は裏側で支えてるのはYoutubeだったんですね。

これで、mp3形式でダウンロードできます。


iTunesに登録する

macOSX環境であれば、ダウンロードしたmp3のファイルはitunesへドラッグドロップするだけで、

アルバムに追加されます。

非常にお手軽ですね。

曲ファイルの情報を見るとアルバムタイトルやトラックNOなどの曲順、アートワークなど、
メタ情報も含められております。
これならダウンロード後の曲管理も非常に楽ですね。


まとめ

というわけで、今回はSpotifyの音楽をpythonのspotdlを使って無料で、
ダウンロードする方法について紹介しました。

興味ある方はチャレンジしてみてください。

詳細な使い方についてはこちらを参照してみてください。

https://pypi.org/project/spotdl/

参考になれば幸いです。