今回は物欲ネタで中古PCのお話。
あ、もちろん次に新品で買うのはM2を積んでくるMacBookPro待ちな筆者ですけども。

Apple以外ではLenovoのThinkPadが気に入っている筆者です。
手持ちで一番ハイスペックなのはThinkPad X270。
これよりもハイスペックなモデルになると、中古でもある程度高額になってきますね。
ヤフオクで中古でThinkPad落札してLinuxインストールしたり、Hackiontoshで遊ぼうという、
軽〜い気持ちでThinkPadを購入してきましたが、X270よりも上のスペックとなると、
段々と価格上昇してしまうためハードルが高くなり、なかなか手が出ません。

そこで、今回は趣向を変えてみることにしました。
LenovoのThinkPadではなく、MiniPCで展開しているThinkCentre Tinyに手を出してみました。
省スペースタイプのデスクトップPCとなります。

今回はThinkCentreのM710q TinyというモデルでCPUは i5-7400Tを積んだものを2万円で落札しました。

ThinkPad系の場合は、CPUの型番の末尾が7500Uなどと、「U」が付いていました。
Miniデスクトップの場合は「T」となっています。

調べてみると、以下が相違点となります。

「T」と「U」の相違点ですが、「T」は省電力、「U」は超省電力という分類となります。
またコア数も、i7-7500Uは2コア(4スレッド)、i5-7400Tでは4コアという点も違います。

GeekBenchでも確認しましたところ、以下のような結果になりました。

しかし、マルチコアのスコアが「U」と「T」では約2倍違いますね。
明らかにコアの差ですね。スレッドはあまり仕事してないようです笑


ThinkPad X270の i7-7500Uとの比較

GeekbenchのCPU情報の比較です。
確かにコアとスレッドの表記が異なります。

i5-7400T(4コア)

i7-7500U(2コア、4スレッド)


マルチコアのスコアも2倍違いますよね。

i5-7400T(4コア)
GeekBench5 スコア


i7-7500U(2コア、4スレッド)
GeekBench5 スコア


M710qでEXP GDCは使えるのか?

さて、CPUの比較の次は外部GPUが使える稼働かの確認をしました。

NGFFのWifiスロットにThinkPad X270と同様にEXP GDCを差し込んでみました。
しかし、M710qの場合は、PCの起動途中でストップ。
いくら待ってもOSが立ち上がりませんでした。

電源投入後、OS起動してから接続しても認識していませんでした。

というわけで、EXP GDCは使えないようです。


M710qでADT-LINKならeGPUが可能

ざっと検索したところ、海外のフォーラムでADT-LINKという方式での
外部GPU稼働実績があるようです。
ADT-LINKの場合、NVMeのスロットを使うということ、
また電源は標準の65Wではなく、95W対応のものを使う必要もあるようです。

こちらもいずれ検証してみたいと思います。


M710qでHackintoshできるのか?

もちろん可能なようです。

既に実施した方がおり、以下のGithubが見つかりました。
https://github.com/daliansky/Lenovo-M710Q-Hackintosh
https://github.com/wxjiyc/Lenovo-M710q-QNCT-Hackintosh

筆者が購入したものとはCPUが異なるため、そのままのConfigで使えるかどうかはわかりませんが、
こちらも徐々にチャレンジしてみようと思います。


M710qを自宅サーバに置き換えることは可能か?

今は本ブログサーバとして、ThinkPad X240にArchLinuxを稼働させています。
ThinkPadとの違いはバッテリー搭載していることですね。
急な停電や、電力使い過ぎによるブレーカー落ちに対応可能なようにUPSを用意する必要がありますかね。
もし今後、メインサーバをこちらに置き換える際にはUPSを用意して対応する必要があるかなと思います。


まとめ

以前、Surfaceを試したこともありましたが、今回はまたLenovoでThinkPadではない新しい世界に踏み込んでしまいました。
また少しずつ新たな知識やノウハウなどを蓄積して本ブログで公開していこうと思います。

何かの参考になれば幸いです。