今回はMajnaroLinuxネタでございます。

本日は久しぶりに筆者環境のメインDBサーバであるManjaroLinuxにsshでリモートログインし、
システムのパッケージ更新をするために「sudo pacman -Syu」を実施しました。

少し時間が空いてしまいパッケージ数は289。
しかし、更新の途中でエラーが発生して更新が行えませんでした。

表示されたのは以下のようなエラーでした。

ManjaroLinuxのパッケージ更新時のエラー



エラー内容はどうやらpythonのパッケージが存在していることでのエラーでした。

エラーの対象パッケージは、「python-zipp」と「pyhton-importlib-metadata」の二つです。

このエラーを解消するには、対象のPythonパッケージを削除してあげれば良さそうです。

これはrootユーザのpython pip のパッケージが該当していると推測。

まずは、sudo su -でrootユーザに切り替えます。

以下コマンドで削除してみます。



今回は対象パッケージを一個づつ削除しましたが、以下のように2つ並べても削除可能です。

python -m pip uninstall zipp importlib-metadata

これで無事にパッケージ更新が行えるようになりました。

しかしね、rootでパッケージメンテでpythonのpipを使うのって。。。

Pythonでもrootならenvという仮想環境使えって怒られてますがな。。。
影響大きいと思うんですけどね。

GarudaLinuxもArchLinux派生ですが、
それぞれ確認したところ、rootでpipモジュールなどを使うような設計になっていません。

うーん、ManjaroLinuxのパッケージメンテの方は恐らくpythonが得意なので、
このような仕様なのでしょうけど、
この設計思想はちょっとイケテナイんじゃないかなぁ。。。

と思った次第です。

こんなエラーはpythonを普段からある程度触ってないと想像もつかず、なかなか解決できないでしょうね。


やっぱり、GarudaLinuxはLinux初心者にもおすすめのディストリビューションだと思います。

それでは今回はManjaroLinuxでパッケージ更新できないエラーを解決してみるというお話でした。

何かのお役に立てば幸いです。