Corelliumという米国のセキュリティ企業のCTOのクリス・ウェイド氏は、M1 Mac向けに「完全に使用可能な」Linuxを移植したと発表しました。
さらにGitHub上でインストール用チュートリアルとともに公開すると予告しています。

アップされた画像や情報を見るとUbuntuが動いたようで、M1向けのLinuxKernelを発表ということでしょうね。

Ubuntu系の他のディストリビューションも今後同様に動作するものと思います。

M1で動くLinuxでもうひとつ筆者が注目しているのがAsahiLinuxです。
Asahiという名称の由来はリンゴの品種・マッキントッシュの和名である「旭」だそうですが、日出る国の日本の夜明けも意味しますので、
このネーミングはなかなかイカしているなぁと思いました。



こちらはPS4Linuxの開発にも関わったHectorMartin氏のプロジェクトだそうです。
尚、Apple Siliconを搭載したMacはカスタムOSをブートすることが許されているため、iOSデバイスで用いられる脱獄などのハックは不要。
また、Asahi LinuxはmacOSのコードを一切含まないためHackintoshのような法的にグレーゾーンはないとのことです。

AsahiLinuxはもうしばらく時間がかかりそうですので期待して待つとして、
Corelliumについては手順が公開されたら筆者も試してまた情報共有していきたいと思います。