Linuxでモンハンワイルズを動かしてみる
さて、先日投稿したelementaryOS8の環境でモンスターハンターは動くのでしょうか。
Steamのインストール
まずは以下コマンドでSteamをインストールします。
flatpak install steam
互換性をProton Experimentalにしよう
Steam設定の方ですが、通常はLinux上のSteamでは選択できませんが、プロパティで互換性をProton ExperimentalにすることでWindows向けのゲームのインストールが可能になります。
モンスターハンターライズをインストールしてみたところ無事にインストール完了です。
やりましたよ、以下のように「プレイ」表示になりました。

はい、というわけでモンスターハンターライズ(Rise)の動作は確認しました。
こちらの筆者の環境はCPUはIntelのXeon(9世代)でGPUはNVidiaのT1000となりますが、ライズであればプレイの方は快適でした。
なお、モンハンワールドの方はまだ試していませんが、おそらくいけるでしょう。
Linux+Wine環境上でモンスターハンターワイルズは動作するのか確認したくなりました。
ライズは動いた!ワイルズはどうか?
今回の環境はグラフィックボードがT1000であり、最新スペックではないため快適な動作条件としては大変厳しいのは予想できます。
ですが、そもそもLinux上でワイルズが動作するかどうか気になります。
そこで、まずはモンハンワイルズのベンチマークアプリはどうかということで、これは無事にインストールできました。
それではベンチマークで動作可能なレベルかどうか確認してみます。

結果は・・・ベンチ自体は動くじゃん笑
結構長い動画のようなモンハンのストーリーが始まりました、砂の上の船から乗り移るシーン。
しかしfpsが平均6.xxで推移しており、ラグい印象。てかラグすぎるw
というか、画面をじっくり見ていると酔いそうですよこれは笑。
なので、しばらく画面は見ないで放置しておき、結果が出るまで待ってみましたよ。
あー、ベンチ結果はやっぱりね笑
はい、という感じで、概ね予想通りの結果ではありますが、ベンチマークアプリの評価は「動作困難です」の回答をいただきました笑

まとめ
というわけで、今回はLinux(elementaryOS8)でモンハンワイルズは動くのか?ということでベンチマークを動作検証してみました。結果としてはインストールと実行自体は可能なものの、スペックの関係でプレイレベルは動作困難ということでした。
今後ハイスペックなPCを手に入れたらまた検証してみたいと思います。
追記(結構このワードで訪問される方が多いので)
各種情報を下記に整理しました。
GPU | 状況 | URL |
Intel Arc B580 (Ubuntu) | ベンチ実行可、ノイズあり、設定変更でクラッシュ | https://toaru-hitorigoto.com/?p=1076 |
SteamDeck (SteamOS) | 1.ゲーム側シェーダーキャッシュを全て削除 2.mesaとamdvlkのシステム側グラボキャッシュを削除 3.(一度再起動) 4.ワイルズ配布のDirectStorage関連DLLを互換フォルダの所定位置に移動 5.最新版のDirectStorage関連DLLを「NuGet」からDLしてワイルズのフォルダに展開(実行可能属性付加を忘れずに) 6.Steam起動オプションにDLL置換設定等を追加 7.起動確認 | https://x.com/plutoj1975/status/1901967394798788885 |
Vega世代 (Linux Mint) | 快適にプレイ | https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q10311755510 |
AMD Ryzen 5 3600 (Linux Mint 22.1 “Xia” MATE Edition) | https://sub-log.jp/2025/04/10/install-steam-and-play-monster-hunter-wilds-on-linux-mint/ |
また情報あれば更新していきます。
筆者もそろそろ試さないとですね笑