GarudaLinux上のWine+FL StudioでMIDIキーボードを使う
以前の投稿でWindows用のFLStudioのデモ版のアプリケーションが
ArchLinuxベースのLinuxであるGarudaLinux上のWineで動作した記事を書きました。
今回はその続編となります。
その後、再起動したところ、
GarudaLinuxのメニューにもFLStudioのアイコンが表示されました。
また、MIDIキーボードをUSB接続した状態で起動すると、こちらもばっちり認識して、
使うことも可能でした。
設定方法は以下になります。
FL StudioにてMIDIキーボードを設定する
以下の画像のようにOPTIONメニューから「MIDI Settings」を選択し、
MIDI設定ウインドウを表示させます。
![](https://osmaniax.1banzaka.com/wp-content/uploads/2022/02/flstudiowine_akaimpkmini0-1024x561.png)
AKAI MPK miniを「Enable」状態にする
次に以下の画像のように「Enable」ボタンが緑になるように、クリックします。
すると認識しているリストの中のMIDIキーボード(ここではAKAI MPK mini)
の右欄に電源ONマークが付きます。これで設定はOKです。
トラックを追加して鍵盤を叩くと音が鳴ると思います。
![](https://osmaniax.1banzaka.com/wp-content/uploads/2022/02/flstudiowine_akaimpkmini1.png)
音が遅延しないようにする
さて、次は音が遅延しないように設定しましょう。
i最初の状態だと鍵盤を叩いた際に音が若干ですが遅延するのです。
筆者は最初はWine経由だから音が遅延するのは仕方ないかな、
これくらいならと思っていましたが、またまたOPTIONからAudioSettingsで、
設定修正することで全く遅延しなくなりました。
それでは、対応方法を紹介します。
![](https://osmaniax.1banzaka.com/wp-content/uploads/2022/02/flstudiowine_asio2-1024x563.png)
AudioのDeviceを「FL Studio ASIO」にする
最初はここの設定はPrimarySoundDriverとなっていますが、
これを「FL Studio ASIO」へ変更しましょう。
これで全く遅延しなくなりますので、リアルタイム演奏が可能になるかと思います。
![](https://osmaniax.1banzaka.com/wp-content/uploads/2022/02/flstudiowine_asio3.png)
まとめ
今回はGarudaLinux上のWineでFLStudioを動作させた後の、
MIDIキーボード環境の設定についての紹介となりました。
AKAI MPK mini mk3だけでなく、M-Audio Oxygen Pro miniでも可能です。
何かの参考になれば幸いです。
それでは!