さて、またまたArchLinuxネタです。

非常に勉強になるディストリビューションだなぁと思う限りです。
脱Linux初心者養成ギプス的なディストリビューションですよ、まさに。
というわけで今回はタイトルの件、紹介していきます。

まず、おなじみのlsコマンド。

Ubuntuやら人気のディストリビューションはlsと打ち込むとカラフルですよね。
しかし、ArchLinuxはインストールしてデフォルト状態だと、lsコマンドで表示されるファイルリストは白・・・。

ArchLinuxはモノクロの世界しかないのか?・・・。

いえいえ、そんなことはありません。
単にサーバとして使うだけとはいえやはり寂しいので変更していきたいですね。。

運用上もフォルダか、実行ファイルかも全て白だとわかりにくいですしね。
何より他のディストリビューションに慣れてしまっていますから今までと同じように運用したい。

はい、前置きはこれくらいにしておいて、
それでは、今回のお題である、ArchLinuxでも色を変更していくことにしましょう。

ArchLinuxで「ls」コマンドのファイルリストのカラーをつける

これ意外と簡単です。

「.zshrc」に以下の一行追加で済みます。


alias ls='ls -F --color=auto'

これで今までのディストリビューションと同じようになります。

次にエディタのvim。

これもファイルを開くと白。。。

カラースキームファイルは存在していますが、初期状態では有効ではありません。

ArchLinuxで「Vim」のカラーをつける

これは「.vimrc」に以下を追加で有効になります。


:syntax on


ちなみに、カラースキームは、vimエディタを開いて、「:colorscheme[space][tab]」で変更できます。


というわけで、今回はArchLinuxの小技を2つでした。

今まで普通にディストリビューションがやってくれていたことを自分でやってみると理解が深まりますね。

手作りLinux感があるのがArchLinuxという感じでしょうか。

何かの参考になれば幸いです。