さて今回は久しぶりにクラウドネタです。
筆者は無料のGCP(GoogleCloudPlatform)上のUbuntuを使って
趣味でビットコインのAPI使ってデータ収集しています。

今朝はまた少し上がってきましたね。

ちなみに無料で使えるのF1-Microという一番最低なスペックのインスタンスで、
US-eastリージョンとなります。(※東京リージョンでは無料では使えないので注意)

(※F1-Microは1年間無料ではなく、ずっと無料です)

F1-Microのスペックとは?

そんな無料で使えるF1-Microはどんなスペックかというと、以下
実は仮想1コア、メモリ600MBという非常に貧弱なスペックです。

正直こんなスペックだと、Wordpressでのブログ運営は厳しいです。
以前試したことありますが、何人かがアクセスするとメモリ不足になり、ハングアップします。
スワップ領域を設定すると若干マシになります。(※スワップ領域なしでは突然死します笑)

(※なので筆者は無償利用は諦めてブログサーバは自宅サーバのThinkPad x121eでの運用に切り替えました笑)

ただし、このインスタンスは無料プランなのにSSDは30GBまで容量が使えるのが魅力的です。
自前の勝手オンラインストレージとして使うには有効ではないでしょうかね。

またグローバルIPもひとつ割り当てられるのも嬉しいポイント。
(※ただしグローバルとは言えエラスティックなIPなので再起動時に少し時間が経過してしまうと可変の可能性はあります)

貧弱なスペックですが、MySQLとPythonでこっそりデータ収集や学習させるので遊ぶには十分です。
遅いと感じるのはUbuntuパッケージのアップデート時にカーネルの更新に時間がかかるくらいで、
スワップ領域も1GBも割り当てておけばメモリ不足になることはなかったですね。

さて、そんなGCP環境なのですが、先週GCPより案内が来ました。
現在利用中のF1-Microのインスタンスが使えなくなるようです。

代わりにE1-Microのインスタンスを無料で使わせてくれるということです。

おそらく第一世代の基盤のハードウェアのリプレース時期なのでしょうね。

で、E2-Microのスペックはどうなの?

さて、今度無料で使わせてくれるというE2-Microのスペックですが、
仮想2コア(バースト時)、メモリは1GBに増量してくれるとのこと。

ありがたいですね。8月1日から利用開始可能とのことで来週にでも
サーバインスタンスをF1-MicroからE2-Microへの切り替えを実施してみようと思います。