HackintoshやLinuxなど各種OSをインストールする際には、ISOファイルを
ダウンロードし、USBメモリに書き込んでインストーラのUSBメモリを
作成しますが、検証も兼ねて頻繁にOSを入れ替える機会がある筆者の場合、
USBメモリがひとつでは足りず、いくつかUSBメモリを所有しています。

そこで今回は手持ちのUSBメモリもいくつか種類が増えてきた為、それぞれのUSBメモリにおけるデータの読み書き速度を比較計測してみることにしました。

今後、USBメモリを購入する場合の参考になれば幸いです。

今回計測した環境はWindows10、ファイルシステムはexFatです。
以下に高速な順番から記載していきます。


第1位 アクスのUSBメモリ Superb

Amazonの記載ではRead最高400MB、Write最高155MBと最も高速な謳い文句のUSBメモリ。
計測したらWriteは200超えの258と性能はスペック値以上。
LinuxをHDDやSSDにインストールするのではなく、もはやUSBメモリに
インストールして使用しても普通に使えるレベルだと思います。

色は二種類
容量は64GB、128GB、256GBの3タイプ

次に高速だったのはSamSongのUSBメモリ。

第2位 Samsung Fit Plus

こちらAmazonの商品説明ではRead300MBの仕様通りのスペック。
ReadではSuperbと誤差の範囲だが、WriteがSuperbとの比較では
致命的に遅いのが残念でしたね。
ネットサーフィンメインでLinuxマシンを使うくらいならこのUSBメモリに
OSをインストールしてもそこそこ使えるかな。

カラーは1色のみ、容量は32GB、64GB、128GBと256GBの4種類。
しかし低容量び32GB、64GBはRead200MBと速度が低く抑えられています。
300MBを求める場合は低容量サイズを買わないよう注意してください。


次はシリコンパワーの親指サイズの小型のUSBメモリです。

第3位 シリコンパワー USBメモリ Jewel J06

やや残念、というか勿体ない。
というのもReadとWriteのバランスが悪いです、書き込みが遅過ぎる
これではUSBメモリにOSのインストーラの作成でも使いたく無いレベル。
使うとしてもファイルのバックアップや持ち出し用でしょうかね。

カラーは三色。容量は8GB、16GB、32GB、64GBの4タイプ。


第4位 シリコンパワー

これは筆者がHackintoshをインストールする際にインストーラとして
活用しているUSBメモリです。
第3位のUSBメモリよりもWriteがそこそこ速いので、
何か作業しながら待つにしても気にならないレベルだと言えます。



第5位 Kingston DataTraveler 100 G3

これも遅過ぎですね、OSのインストーラー作成に向いてないです。
書き込みが遅過ぎて使わずに放置していたのですが、
計測した結果はやはり一番書き込み性能が低かったですね。
こちらもファイルのデータバックアップ用でしょうかね。