ついにこの時がぁ〜、Intel MacとHackintoshの時代が終わる。。。
ついに恐れていたことが起きました。先日のことですが、Apple公式サポートページにて、ついに明確な「Hackintoshの終わり」が示されました。
Intel CPUを搭載したMacがビンテージとなり、サポート対象外となると正式に発表されたのです。
これは、Intel Macユーザーにとってはもちろん、筆者含めたHackintosh愛好家にとっても大きな転換点となる話題ですね。
今回の記事では、Appleの公式発表内容とその影響について、整理してお伝えします。
参照元:Apple公式サポートページ
🔍 Apple公式発表の対象機器(引用)
サポート終了の対象は以下製品と発表されています。
Macデスクトップ
- iMac (21.5-inch, Early 2013)
- iMac (Retina 4K, 21.5-inch, 2017)
- iMac (Retina 5K, 27-inch, Mid 2015)
- iMac(Retina 5K, 27インチ, 2017)
- Mac mini (Late 2014)
- Mac Pro (Mid 2012)
Macノートブック
- MacBook Air (11-inch, Early 2015)
- MacBook Air (Retina, 13-inch, 2018)
- MacBook Pro(13-inch, 2017, 2 TBT3)
- MacBook Pro (13-inch, 2017, 4 TBT3)
- MacBook Pro(13-inch, 2018, 4 TBT3)
- MacBook Pro(13-inch, 2019, 4 TBT3)
- MacBook Pro (15-inch, 2017)
- MacBook Pro (15-inch, 2018)
- MacBook Pro (15-inch, 2019)
- MacBook Pro (Retina, 15-inch, Mid 2015)
- MacBook (Retina, 12-inch, 2017)
🧠 この発表による影響は?
AppleがIntel Macのサポートを打ち切るということは、macOSそのものがApple Silicon(ARM)に完全移行することを意味します。これはつまり、次世代のmacOS 16(仮)以降、Intel CPU搭載のMacにはOSアップデートが提供されなくなるということと理解できます。ということでHackintoshが利用可能なのは現行バージョンのmacOS 15 Sequoiaが最終バージョンとなりますね。
またこれによって今後はアプリケーションもApple Silicon対応のものしかリリースされなくなるでしょうね。
💡 Hackintoshユーザはこれからどうする?
選択肢としては以下の三つになるでしょうね。
① 数年はmacOS 15 Sequioaで運用を継続
- セキュリティパッチがリリースされるまで利用する。1年か2年は利用可能。その後はセキュリティリスクあり。
② その後はLinuxやWindowsへの移行
- MacライクなUI(Zorin OSやelementary OSなど)のディストリビューションを選択。
- 開発環境も整っており、Xcode以外の用途なら問題ないでしょう。VSCodeやUnity。
- 動画編集はDavinch Resolveが利用可能。
(※難点としてはmp4の動画フォーマットはそのままは利用できないため、mpegとwavやmp3などのフォーマットに変換する必要あり。)
③ またはApple Silicon搭載Macへ正式移行
- MシリーズMacは圧倒的な性能と電力効率
- 最新macOSをフルサポート
- もう何も言うことなしなんだだが。。。
これまでHackintoshで積み上げてきた知見や自由な構築の楽しさ、起動した時の達成感、ワクワク感はもう得ることはないでしょうね。。。
💡 Intel Macユーザはこれからどうする?
お早めにIntel Macは売却してApple Siliconに乗り換えることをオススメします。

まとめ
Hackiotoshユーザとしては非公式な手段で「macOSを動かすこと」がロマンだった時代でした。
それが今後は、「自分の理想の開発・制作を行う作業環境で、クリエイティブで有益な活動をする」という本質的な目的に向かう時代へと移っていくのかもしれません。
筆者も今は生成AIをローカルで動かすのにもうHackintoshはオワコンかという投稿を前回させたいただきましたが、今後はLinuxや生成AI目線に注力して環境構築や利用方法などを楽しむことにシフトしていこうと思います。