今回はVRネタとなります。

年末年始からの正月太りで、少し運動しなくちゃねってことで、
今更ながらBeatSaverのプレイ熱が再燃。

しかし、やっぱり購入当初の曲は飽きたなぁ、
いくつか曲のパックを買いましたが、自分のお気に入りの曲で
BeatSaverをプレイできたらいいかなぁと思っていたら、
もう既に先駆者がそんな筆者の夢を実現可能にしてくれていました。

いやぁ本当に先人に感謝です。

しかし、BeatSaver側も対策されていて、
現行の最新バージョンのBeatSaverをインストールしてしまうと、
カスタム曲を使うことができません。

そのため最新版をインストールしている場合は、
BeatSaverのバージョンをダウングレードする必要があります。

その他、カスタム曲をプレイするにはPC側、Oculus側に各種準備が必要になります。

そこで今回はOculusQuest2にカスタム曲を追加する方法について
筆者なりに理解整理したので、自分の覚書もかねて以下の通り、導入手順を紹介します。


カスタム曲を準備する

と言うことでまずは、自分のプレイしたいカスタム曲を準備です。

これがないと始まりませんね、いくつか方法があります。

まずは誰かが作ってくれた譜面の曲をダウンロードする方法です。

1)曲の譜面データの配布サイトからダウンロード

以下のサイトでカスタム曲の譜面データが配布されています。
自分のお気に入りの曲を

BeatSaver

BeastSaber

2)曲の譜面データを自動生成してくれるサイトへアップロード

気に入った曲がない場合、自分のお気に入りの曲を自動で譜面データにしてくれるサイトがあります。

Beat Sage

こちらのサイトに曲の音声データ(mp3やoggやwav形式の音声ファイル)をアップロードするか、
Youtubeの動画リンクを貼ることでも譜面データにしてくれます。

3)曲の譜面データを自分で作成する。

いくつか譜面を作成するツールがあります。
まだ筆者は試せてないのですが、以下を紹介しておきます。

素材制作ツール

Audacity (Windows) (音声素材の無音区間カットなど)

Audacityのffmpegプラグイン(Windows)(動画から音声素材抜き出し)

音声確認ツール

ArrowVortex (BPMの確認など)

譜面作成ツール

MediocreMapAssistant2(マッピングツール)(Windows)

自動生成してくれるツールで作成した譜面では曲によっては物足りないと感じると思います。
そこで、ゼロから自分で譜面を作るのではなく、自動生成で作成した譜面をベースに
少し自分用に追加アレンジするのに利用できればと筆者は思っています。


Oculusに曲を送り込む

4)Oculus側のPCとの接続準備

開発者モードを有効にしておき、USBデバッグモードを有効にして、
PCとUSBケーブルで接続できるようにしておきます。

5)PC側のOculusとの接続準備

いくつかツールがあります。
混乱しそうなので整理します。

・BMBF

BMBFはOculusQust上で動作するソフトウェアですが、
PCからOculuse側に送り込む必要があります。
BeatSaverへカスタム曲を追加してくれるソフトウェア。
以下からダウンロードできます。

BMBF Stable Releases

・SideQuest

PCからOculusQuestへ接続してソフトウェアを導入するのに使います。
今回はBMBFを送り込むのに使います。

Mac版、Windows版、Linux版がありますね。
以下からダウンロードします。

SideQuest

6)Oculus側のBeatSaverの準備

最新版の1.19.1ではカスタム曲が追加できません。
1.17.1ダウングレードする必要があります。
以下にダウングレード手順があります。

Quest Modding

7)OculusQuest側でBMBFを起動する

設定、未承認のツールからBMBFを起動します。
プレイリストのブラウザーが起動します。

BMBFの右上に表示されているURLをメモします。

8)PCからOculusQuest2へデータをアップロードする

メモしたURLに対してPC側でブラウザでアクセスします。
つまり、OculusQuest2上のBMBFがWEBサーバ機能を提供し、
ブラウザのアップロード経由で本体へ曲データを流し込む形になります。

OculusQuest側のBMBFでSyncを押します。

9)BeatSaverを起動する

カスタム曲が追加されているかリストを確認してみましょう。

あとはBeatSaverでカスタム曲を楽しむだけですね!


まとめ

というわけで、今回はVRネタでした。

いかがでしたでしょうか、何かの役に立てば幸いです。