Windows11のリリースで非対応PCの切捨てが開始。だが回避する方法があった!
ついにWindows11が正式リリースされましたねぇ。
筆者はアンチMSなのですが、ゲームと仕事では仕方なく使っています。
仕事柄でも今後のクライアント端末の検証やサポートもあるので、
プライベートでもアップグレードを検討しておかないとなりません。
さて、macOSX次期バージョンのコードネーム「Monterey」は、
バージョンとしては「12」になりますが、今回のWindowsはバージョン11ということで
なんとなく追いついてきた感のあるバージョン名です。
古い世代のIntelCPUの切り捨てが開始
今回のWindows11の対応CPUを見ましたが、IntelのCPU第8世代以前は切り捨てられていました。
筆者の手持ちPCは自作機以外全滅です。。。
というわけで検証用に今後は1台用意しないといけませんかね。
試しに現在はゲーム機となっているThinkPadX250は未対応と出ました。
IntelのCPUは毎年世代が変わり性能向上を訴求していますが、
実はGeekbenchで比較すると前モデルとの性能差がそこまで大きく違いません。
なので普通の使い方をしている人にとっては壊れない限りは買い替えずに十分なんですけどね。
Windows11のリリースは2021年10月。
Windows10がリリースされたのが、2015年7月。
少し前のWindows7がリリースされたのが、2009年7月。
ということは6年おきですかね。
間にWindows8なんてのもありましたが、ほとんど採用されませんでしたね。
上記から推測すると次のアップデートは2027年あたりですかね。
なんと!非対応PCでもインストールが可能に?!
しかし、非対応CPUでもインストールを可能にする抜け道があるようです。
というか、なんとMicrosoftが非公式でと言いつつ、その方法を公開していました。
- Windows 11 の最小システム要件 を満たしていないデバイスに Windows 11 をインストールすることは推奨されません。 これらの要件を満たしていないデバイスに Windows 11 をインストールすると、リスクを確認して理解 したこととみなされ、次のレジストリ キーの値を作成して、TPM 2.0 (少なくとも TPM 1.2 が必要) のチェック、CPU ファミリ、CPU モデルをバイパスできます。
- レジストリ キー: HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\Setup\MoSetup
- 名前: AllowUpgradesWithUnsupportedTPMOrCPU
- 種類: REG_DWORD
- 値: 1
- レジストリ エディターなどを使用してレジストリを誤って変更すると、重大な問題が発生する場合があります。 これらの問題により、オペレーティング システムの再インストールが必要になる場合があります。 Microsoft では、このような問題の解決に関しては保証できません。 レジストリの変更は各自の責任で行ってください。
レジストリに追加していけるということです、早速トライしてみました。
上記のようにRegeditを起動し、レジストリに項目を追加して、
再度正常性チェックを実行しましたが、まだ未対応のまま。
ああ、そっか、再起動しないとレジストリが反映されないんだよね?
再起動しましたがダメ・・・。
早速撃沈ですわ・・・。。。
実はうそなのか!?、Microsoftが非公式でできるという嘘をついた?
マジか、やっぱりもう一台新たに買うしかないのか?
インストーラのチェックを回避できた!!
で、ここでひょっとしたら正常性チェックツール側の回避ではなくて、
Windows11のインストーラのチェックがレジストリで回避できるということでは?
と思い、まずはこちらからWindows11のISOイメージをダウンロード。
ISOイメージをダウンロードし、ISOファイルを展開し、Setup.exeを実行します。
きた!
まとめ
というわけで、インストーラが無事に走りました。
公式の説明ではわかりにくいですが、正常性チェックツールでは非対応のままです。
Windows11のインストーラを誤魔化すためのレジストリ変更という方法ということになります。
では、Windows11のインストーラ回避で無事にインストールできるのか?
この続きはまた別途記述します。
筆者のこのX250の環境はまだ壊すわけにはいかないため、別の非対応PCで検証してみたいと思います。
SurfacePro5あたりを検証機とするかな!
では今日はここまで!