今回は、Apple環境のDAWである「LogicPro」のネタとなります。

お試し版のプラグインの有効期限が切れてしまったけど、
アクティベーションしないままだと購入を促すために起動時にしつこく、
プラグインの起動ロゴが出るかと思います。

以下の画像のような具合に・・・毎回表示されますよね。


期限切れのトライアル版のプラグインがうっとおしい

筆者の環境、macOSXで動作しているLogicProには、
以前トライアルでインストールしてみた以下のプラグインがあるのですが、
トライアルの期限が切れたにもかかわらず、DrumSynth500と、

もうひとつのHybrid3が毎回表示されて、「Quit」を二回押さないと進みません。

これ、本当に毎回表示されて、うっとおしいので、出ないようにしたいですよね。

というわけで、そんな場合のプラグインを綺麗に削除する方法を紹介します。


削除方法(1)

まずは、ファイルを削除してしまいましょう。

LogicProを起動している場合は終了します。

ターミナルを起動し、以下のコマンドでフォルダへ移動します。

$ cd /Library/Audio/Plug-Ins/Components
$ ls -al
drwxrwxr-x  3 root  admin   96  7 18  2020 AppleAES3Audio.component
drwxr-xr-x  3 root  wheel   96  3 28  2019 Drumsynth 500.component
drwxrwxr-x  3 root  admin   96  1 22  2021 FL Studio.component
drwxr-xr-x  3 root  wheel   96  4  3  2020 Hybrid.component
drwxr-xr-x  3 root  wheel   96  7 28  2020 MPC Beats.component

このうち削除したいのは、Drumsynthと、Hybridです。

以下コマンドで削除します。

$ sudo rm -Rf Hybrid.component
$ sudo rm -Rf Drumsynth\ 500.component

次に、以下のフォルダに移動します。

$ cd /Library/Audio/Plug-Ins/VST
$ ls -al
drwxr-xr-x  6 root  wheel  192  2 16 14:55 .
drwxr-xr-x  6 root  wheel  192  8 11  2020 ..
drwxr-xr-x  3 root  wheel   96  3 28  2019 Drumsynth 500.vst
drwxrwxr-x  3 root  admin   96  1 22  2021 FL Studio VSTi.vst
drwxr-xr-x@ 3 root  wheel   96  4  3  2020 Hybrid.vst
drwxr-xr-x  3 root  wheel   96  7 28  2020 MPC Beats.vst

ここでも、Drumsynthと、Hybridを以下コマンドで削除します。

$ sudo rm -Rf Drumsynth\ 500.vst
$ sudo rm -Rf Hybrid.vst 

削除方法(2)

次に、LogicProを起動します。

メニューからプラグインマネージャへ行きます。

プラグインマネージャが起動したら、削除したプラグインがまだ残っていると思いますので、
このチェックを外します。

そして、下段のボタン「Audio Unitのフルリセット」を押します。

そして、LogicProを再起動します。

これで起動時に今まで表示されていたトライアル版のロゴが表示されなくなっているかと思います。

まとめ

今回は、LogicProでトライアル版のプラグインのロゴが期限切れてしまっても、
毎回表示されてしまうのを、表示させなくする方法について紹介しました。

何かの参考になれば幸いです。