AWSのEC2インスタンスにmacOSXが追加されたとのことですが、
東京リージョンではまだ使えませんでした。
しかし、米国のリージョン(オハイオ)へ切り替えるとmacOSXのイメージが表示されていました。
現時点ではCatalina10.15.7とMojave10.14.6のマシンイメージが選択可能です。

ディスク容量(EBS)は柔軟に選択可能ですが、
マシンスペックについてはRAM32GBの一択でした。

ではAWSで使うとお値段はおいくらになるのか気になりますよね?

タイプが「metal」プランになるので、赤枠ライン内がmacOSX使用時の該当費用になります。
単純に1ドル110円換算で1時間44円というところでしょうか。
仮に平日日中に開発業務に8時間程度使用したとして一ヶ月(営業日換算で20日)で7,040円。
ただし、これはディスク領域であるEBSを除外した金額なので、追加で以下が必要になります。

仮にディスク容量を100GB確保した場合、一ヶ月1,100円。
上記の使用時間数のmacのリソースとの合計コストは一ヶ月で8140円です。
年間では97,680円、2年では195,360円ですので1年以上継続して開発業務でmacOSXを使う場合は購入したほうがいいかもしれません。

仮に利用するなら、あまり普段起動することがなく、短期でしか使用しない場合
コストを抑えることができますので例をあげるならば以下のシチュエーションでしょうか。

・急なアプリケーション開発プロジェクトでMacを数ヶ月調達せざるを得ない場合
・派遣や有期雇用の契約社員向けに短期間でmacを調達する必要がある場合
・旧OSバージョンでのアプリの動作検証にしか利用しない場合

筆者の場合は、個人的に利用することはなさそうです。