さて、せっかく構築した内部向けのDNSサーバ(Unbound)を使わないともったいない。

というわけで各種PCのDNS参照設定箇所を修正するわけですが、
ManjaroLinuxでまたハマりました。

というわけで今回はその解決方法を記述しておきます。

通常はLinux上でのDNSの設定箇所は「/etc/resolv.conf」なのですが、

ManjaroLinuxではNetworkManagerの管理対象に入っており、
このファイルを更新してもまた書き換わってしまいます。

そこで以下の設定を行いました。

まずは以下コマンドで設定ファイルを開きます。

$ sudo vi /etc/NetworkManager/NetworkManager.conf

以下を入力して保存します。

[main]
dns=none

次に一旦、/etc/resolv.confを削除します。

$ sudo rm /etc/resolv.conf

次に作成します。

$ sudo vi /etc/resolv.conf
nameserver 192.168.1.xxx

これでNetworkmanagerを再起動しても、OSを再起動しても元に戻らなくなります。

ようやく、環境が整ってきた感じですね。


<OS回顧録>
いろいろとLinuxの既存の設定箇所にも新しい概念が取り入れられていて、
重要な設定ファイルを利用者が不用意に消してしまったりしないような、
OSとしての安全性は高まっているのでしょうかね。

Windowsも95や98の時代、ファイル整理の際に消してはいけないファイルを消してしまい、
起動できなくなり、夜な夜な再インストールしていたことを思い出しますね。