今回はArchLinuxネタとなります。

ThinkPad X240にインストールしたArchLinuxですが、
CPUのファームウェアをインストールしていませんでした。

そもそも、インストール時に参照したArchLinuxのWikiのガイドの手順には記載がなかったのですが、

今日いろいろと情報を調べていた中で、microcodeの存在を知りました。
CPUのファームウェアのアップデートとは言うものの、以前から発表された、
Intel製CPUの脆弱性の件対応も含むはずですから、これは入れておいた方が良いでしょう。

というわけで、以下の手順でインストールしました。

ArchLinuxへのmicrocodeのインストール手順

インテルの場合とAMDの場合でパッケージが異なります。

intelのCPUの場合

$ sudo pacman -S intel-ucode

AMDのCPUの場合

$ sudo pacman -S amd-ucode

インストールが終わったら以下コマンドを実施してgrubのブートエントリに追記します。

# grub-mkconfig -o /boot/grub/grub.cfg

上記後に再起動すると有効になります。

以下で確認します。

$ dmesg |grep microcode

以下のように表示されれば有効になっています。

[    0.000000] CPU0 microcode updated early to revision 0x1b, date = 2014-05-29
[    0.221951] CPU1 microcode updated early to revision 0x1b, date = 2014-05-29
[    0.242064] CPU2 microcode updated early to revision 0x1b, date = 2014-05-29
[    0.262349] CPU3 microcode updated early to revision 0x1b, date = 2014-05-29
[    0.507267] microcode: CPU0 sig=0x306a9, pf=0x2, revision=0x1b
[    0.507272] microcode: CPU1 sig=0x306a9, pf=0x2, revision=0x1b
[    0.507276] microcode: CPU2 sig=0x306a9, pf=0x2, revision=0x1b
[    0.507281] microcode: CPU3 sig=0x306a9, pf=0x2, revision=0x1b
[    0.507286] microcode: CPU4 sig=0x306a9, pf=0x2, revision=0x1b
[    0.507292] microcode: CPU5 sig=0x306a9, pf=0x2, revision=0x1b
[    0.507296] microcode: CPU6 sig=0x306a9, pf=0x2, revision=0x1b
[    0.507300] microcode: CPU7 sig=0x306a9, pf=0x2, revision=0x1b
[    0.507335] microcode: Microcode Update Driver: v2.2.

それでは何かの参考になれば幸いです。