―― MacroDroidのテンプレートを使うだけ
MacroDroidでの自動化、と聞くと身構えてしまう人は多いと思う。
条件分岐、スクリプト、複雑な設定……
正直、面倒そうな印象しかないだろう。
だが、そんな印象をひっくり返すほど簡単に試せるマクロがある。
それが今回のタイトルの通り、
YouTubeの広告を自動でスキップしてくれるMacroDroidのテンプレートだ。
有志が作成したMacroDroidのマクロが公開されている。
これを試してみて、またひとつ筆者のPixel 10 Pro Foldが便利になってしまったので
その手順を紹介していこう。
PIxel に限った話ではない。
ここまで読み進めて、
「どうせPixelの話でしょう。自分には関係ない」
と思った方もいるかもしれない。
だが実はこれはPixelに限った話ではない。
MacroDroidがインストール可能な、
すべてのAndroid端末で使えるワザだ。
そして初心者の方でも本当に簡単なので読んでみてほしい。
今回は筆者は自分で何も作っていない。
単にテンプレートを選んだだけである。
ちなみにMacroDridはマクロ３つまでは無課金で使える。
これで初心者の方でも利用のハードルは低くなるはずだ。
1. やったことは「MacroDroidのテンプレートを選んだだけ」
それでは、手順を画像付きで紹介する。
まずはMacroDroidをインストールしてない場合はまずはPlayStoreからダウンロードだ。
MacroDroidをインストール後、起動してからやることは以下の画像の流れの通りだ。
やったことは、ほぼ以上の流れだけだ。
手順を繰り返すが、
- MacroDroidをインストール
- MacroDroidを起動後、テンプレートをタップ、高評価の一覧を開く
- 「自動スキップYouTube広告 」で検索
- 「自動スキップYoutube広告」のテンプレートを選ぶ
- マクロに追加される（自動で有効化されている）
以上である。
コピペもなし、コードもなし。
というのがこれでおわかりであろう。
他にも自動スキップのマクロは存在するが、筆者が今回試して使っているのはこちらだけである。
また他にいいマクロがあれば紹介したい。
2. 自動スキップの効果はどうか
マクロ使用の効果は、想像以上だ。
- YouTubeを再生
- 広告が始まる
- 数秒後、勝手にスキップされる
自分は何もしない。
今まではいちいち「スキップ」をタップしなければならなかったが、
これで不要になる。
この “考えなくていい” 体験が一番の価値だと思う。
Youtubeをかなり見ている、Premiumに入ってないという方は
ぜひ試してもらいたいマクロである。
3. MacroDroidは「無料で試せる」
冒頭の繰り返しになるが、MacroDroidはいきなり課金されない。
これは初心者にとって、かなり重要なポイントだと思う。
MacroDroidは、
- マクロ3つまでなら無料
- 今回の広告スキップ1本だけなら 課金は不要
- 使ってみて合わなければ 無効化 or 別のマクロを試す or アンインストールで終わり
つまり、
「とりあえず試す」
が、リスクなくできる。
自動化ツールにありがちな
「いきなり課金」「設定が重い」
といったハードルが低いのは、大きな利点だと言えよう。
4. 注意点
もちろん、万能ではない。
- 今後のYouTubeのUI変更で動かなくなることがある可能性
- 動画の一覧スクロールしていると、広告部分は自動スクロールされる
- あくまで自己責任
今後の仕様変更でマクロが不具合で動かない、または変な動作をしたら
- マクロを無効化する
- 別のテンプレートに切り替える
それだけで済む。
その時は有志による改良版が出るまで待つか、自分で作成してみるという手もある。
Androidはそのあたりが自由でいい。
5. まとめ
こうやって手がかゆいところを潰していくののが、
MacroDroidによる自動化だ。
自分で頑張って作ってもよし、有志のマクロを選んで使うのもよし。
AndroidのOSや普段使いのソフトウェアは単体では完成品ではあるが、
個々人の使い方やライフスタイルに合わせて少しづつカスタマイズして、
自分にとっての最適解を見つけていくことは結構楽しい。
そして使えなくなると逆に不便で仕方なくなってしまい、戻れなくなる。
MacroDroidは、
- 初心者でも触れる
- 無料で試せる
- 生活の“ちょっとした不便”を減らせる
そんなツールである。
次は、
朝、何も考えずに天気やカレンダーの予定を聞く
そんな自動化にも手を出してみたい。
うまくまとまったら、また書こうと思う。
