ManjaroLinuxでのカーネル更新方法について
今回は小ネタ紹介です。
LinuxのカーネルとはコアとなるOSの中核の部分です。
リナックスの創始者リーナス・トーバルズが開発しています。
これは各種ディストリビューションが共通に利用するものです。
Kernel.orgを見ると最新の開発状況がわかります。
今は最新が5.15でrcという状況です。
現在のカーネルバージョンを確認する
それでは現在利用中のLinuxマシンのカーネルの表示方法です。
以下コマンドで確認できます。
$ uname -srv
ManjaroLinuxで利用可能なカーネルリストの表示方法は以下コマンドです。
$ mhwd-kernel --list
available kernels:
* linux414
* linux419
* linux44
* linux49
* linux510
* linux513
* linux514
* linux515
* linux54
* linux510-rt
以下コマンドでさくっとインストールします。
$ sudo pacman -S linux514
以上で終了です。
この後、再起動して「uname -srv」で確認すると新しいカーネルに切り替わっていればOKです。
カーネルはpacman -Syuでは更新されていなかったため、筆者は今回 linux514まで更新しました。
<OS回顧録>
昔はカーネル更新と言えば、手動でソースコンパイルして、ビルドされたカーネルを移動して、
さらには手動でブートローダのgrubの起動ファイルを新しいカーネルを見るように書き換えてやる
必要がありましたが、今はフルオートですから便利な時代になったものです。