今回はLinuxのWEBサーバネタです。

当ブログも利用中の高速軽量なWEBサーバである「OpenLiteSpeed」の最新版である1.7.1が公開されていました。
これまで1.7.0RCでしたので早速インストールしました。

筆者は過去にGentooユーザだったこともあり、普段はソース版でコンパイル+インストールを使う(CPUや環境に最適化される為)のですが、今回は手っ取り早く利用するためにバイナリ版を使用することにしました。

以下手順でインストール可能です。
(※旧環境のWEBサーバの設定はそのままアップグレードされます。)

ダウンロード、インストール

$ wget https://openlitespeed.org/packages/openlitespeed-1.7.1.tgz
$ tar xvzf openlitespeed-1.7.1.tgz
$ cd openlitespeed
$ sudo su
# ./install.sh

この後、OpenLiteSpeedサーバの再起動まで自動的にやってくれました。

PHP7.4.5をダウンロードできるようにする

OpenLiteSpeedの1.7.1のままだとPHPは7.4.4までしか選択できないので、
以下の設定ファイルを編集してPHP7.4.5が選択できるようにします。

$sudo vi /usr/local/lsws/admin/html/lib/util/build_php/BuildConfig.php

以下のarrayに「7.4.5」を追加して、保存します。

            case self::PHP_VERSION: return
                        array(
                            '7.4.5',
                            '7.4.4',
                            '7.3.16',
                            '7.2.29',
                            '7.1.33',
                            '7.0.33',
                            '5.6.40',
                            '5.5.38',
                            '5.4.45',
                            '5.3.29',
                            '5.2.17');

ツール→PHPのコンパイルで以下のように7.4.5が選択可能になります。

次へでコンパイルへ進めてバッチリ、PHP7.4.5が使えるようになりました。