さて、今日はタイトルの件、Lenovo ThinkPad 13(2Gen)でHackintosh BigSurが成功しました。
ThinkPad13(2Gen)はKabylake世代のIntelCPU i5-7300UでGPUはIntelHDグラフィックスHD620を搭載しており、
筆者の保有するThinkPadの中では比較的新しめのモバイルチップ搭載のPCとなります。

これまでのThinkPadでのBigSurへの移行にあたって、Clover+CatalinaからブートローダをOpencoreへ移行して、
Catalinaでの正常起動を確認してから、BigSurのインストールを試みるという方法を取っていました。

この数日上記方法でOpencoreへの移植に取り組んでいたのですが、
どうしてもOpencore+ThinkPad13(2Gen)環境で起動を試みるとログのAHCI関連でコケるのです。

そこでひとつ思い出しました、このThinkPad13はNVMeのSSDではなく、M.2SATAのSSDだったことに。。。

そうです、実は少しケチりました笑

そこでX1Carbonに搭載しているNVMeのSSDをThinkPad13へ換装し、
Opencore+BigSurでの起動を試したところインストール成功しました。


輝度調整:OK
サウンド:OK
Wifi:AirportItlwmで無問題。
Bluetooth:OK(※iPhoneと接続確認)
バッテリー:OK
LAN:アダプタを所有していないため、機能は未確認。(※認識はしています)


E130のOpencoreへの移植完了後、この数日はThinkPad13のConfigとにらめっこ。
M1もいよいよ来るし、もうコイツはCatalinaのままでいいかと断念しそうになりましたが、なんとかこれで無事のステージへ進めそうです。

CloverではM.2 SATAのSSDは認識できていましたので、OpencoreではM.2 SATAのSSDを認識できないのか、もしくは単にドライバが不足していたのかは、引き続き調査したいと思います。

それでは毎度お決まりのThinkPad13(2Gen)のBigSurでのGeekベンチ結果を貼っておきます。

モデルはMacBookPro14,1としています。

なんとiMac Mid2017とか、MacBookPro13 Mid2017と同等のスコアでした。

3年落ちのMacBookProレベルと同等スコアならば、まだまだThinkPad13でのHackitoshは使えるスペックと言えますね。
グラフィックス系のスコアは以下です。

それでは例によって、ThinkPad13(2Gen)のEFIも筆者のGithubアカウントにアップしておりますが、こちらを使用の際は上記の筆者がハマった点に注意が必要です。
くれぐれもNVMeのSSDに換装しておくことをお忘れなく!!

筆者環境ではWestanDigitalのSSD、シリコンパワーのSSD、CrucialのSSDでHackintosh実績があります。