今回は2019年9月10日に公開されたOpenLightSpeedの最新バージョン1.6.0がリリースされたので、インストールを試みたお話。

今回のバージョンで何が変わったのか?リリースノートによれば以下の通り。

新機能:QUIC(Quick UDP Internet ConnectionsHTTP/3対応、多くのプラットフォーム対応。lsrecaptcha対応、LinuxでのControl Group(※コンテナに似た技術か?)対応、ModLSPHP(調査したが不明), Multi-Thread APIs(※APIのマルチスレッド対応), Module Developer Guide(※モジュール開発者への案内)。

(原文)
Added Features: Added QUIC and HTTP/3 support, Added support for more platforms, lsrecaptcha support, CGroups on Linux, ModLSPHP, Multi-Thread APIs, Module Developer Guide.

筆者環境はサーバが貧弱なEeePCの1005HAでCPUがAtomという32bit環境なのでソースからコンパイルを試みました。

configureはパスしますが、makeやmake installで失敗してます。
今回からhttp3対応とのことでひょっとすると不足するライブラリがあるのかもしれませんが、configureは通る状態なので、何か影響しているのかわからずにいます。
尚、configureのオプションで今回の新機能であるHTTP3のために –enable-http3と試しに実施しましたが、こちらはconfigureでパスせず。

試したconfigureオプションは以下

./configure
./configure --with-openssl=/usr --enable-http2
./configure --enable-http2
./configure --enable-http3

エラー内容は以下

Makefile:2205: recipe for target 'all-recursive' failed
make[2]: *** [all-recursive] 割り込み
Makefile:553: recipe for target 'all' failed
make[1]: *** [all] 割り込み
Makefile:410: recipe for target 'all-recursive' failed
make: *** [all-recursive] 割り込み

しばらく様子見で待つことにし、また進展したらアップしたいと思います。