さて、先日インストールしたManjaroLinuxも少し使い込んでやろうと思い、
そうなると開発環境としては慣れたエディタであるVScodeをインストールしたい。

単純にVScodeのサイトからダウンロードして解凍しても動作はするのですが、
その場合は、ショートカットアイコンがメニューに表示されず、コマンドだけで実行することになります。
やはり一貫性のあるパッケージとしてインストールした方が良いよですね。

そこで今回はその手順を紹介します。

まず、ManjaroLinuxはArchLinuxのAURというリポジトリが使えます。
そこにVScodeのパッケージが含まれています。

今回はこのAURのリポジトリを使えるようにし、次にVScodeをインストールしていきます。


gitがインストールされてない場合

以下でインストールします。

$ sudo pacman -S git

yayのインストール

「yay」はAURリポジトリを使えるようにするツールです。
以下コマンドでダウンロードします。

$ git clone https://aur.archlinux.org/yay.git

次にyayをパッケージ化してインストールしていきます。

$ cd yay
$ makepkg -si yay

もし上記のコマンド実行「makepkg」でエラーが出てしまう場合は、
以下コマンドで開発ツールをインストールしてから実施します。

$ sudo pacman -S base-devel

これでyayがインストールされたらいよいよVScodeをインストールします。

VScodeのインストール

以下コマンドでインストールしていきます。

$ yay -s vscode

上記コマンドで複数のVScodeが表示されると思います。
なぜならOSS版のVScodeも含まれるためです。
一覧の中でパッケージ名が「aur/visual-studio-code-bin」が該当です。
この数字の「2」を選択し、「Enter」でインストールが開始されます。

または直接指定する場合は以下でも良いでしょう。

$ yay -s visual-studio-code-bin

上記でインストールが完了するとメニューにアイコンが表示され、実行可能になります。